「青春の友情、青春の人生観」

2012年7月6日(金)更新:2
【第4回英語スピーチコンテスト 中等部 課題部門】
 広大な宇宙のなかの小さな地球に、同じ時代に、ともに生まれた。しかも人類58億(1996年現在)のなかで、何もくどくど言わなくても心が通じ、何の構える必要もない、純粋無垢な絆で結ばれた関係は、そうめったにあるものではない。今、一緒に学んでいるというだけで、深い縁(えにし)があるのです。
 そのなかで、「本当の友人だ」という人もいるでしょう。その友人を大事にしてほしい。また今、親友と呼べる友がいない人は、あせることはない。将来、最高の友人ができるために今はいないんだ、と決めていけばいい。今は自分を立派につくっていけばいいのです。将来、世界に友人ができる人もいるでしょう。
 ともあれ、友情というのは自分で決まるのです。相手じゃない。自分がどうかです。 〈『青春対話』から〉 (聖教新聞 2012-07-06)