信・行・学の基本を錬磨

2012年7月8日(日)更新:2
【名誉会長と共に今日も広布へ(21)】
 わが地域から「青年学会」を築くのだ。人を育てることが未来をつくることになる。
 新入会の友も、皆、偉大な使命の人だ。若き友も、皆、かけがえのない宝だ。
 新しい人材を、よく激励してあげてほしい。親身になって、話を聞くことである。
 悩みを「聞いてもらう」だけでも、ぐっと心が軽くなるものだ。前へ進む力になる。
 今、手を差し伸べれば、全ての人を輝かせていける。
 日蓮大聖人は、大難と戦う門下に「師子王の心を取り出して」(御書1190ページ)と厳然と教えられた。
 現実の社会には、嫉妬もある。虚偽もある。しかし、師子は負けない。恐れない。
 幸福とは、何の悩みもないことではない。いかなる苦難にも屈しない「師子王の心」に、真の幸福は光るのだ。
   *  *  *
 草創期、戸田先生は、社会の誰からも見捨てられ、いじめ抜かれた人たちをも抱きかかえて、「本当にかわいそうだ。必ず救ってあげたい」と立ち上がられた。
 私は感動した。大慈悲の先生であった。その心を心として、全世界を駆けてきた。これが学会精神である。
 リーダーは、どこまでも誠実に、皆から信頼される人間になることだ。
 日々の研鑽、努力を怠ってはならない。もう一度、あらゆる面で姿勢を正して、信・行・学という基本を錬磨し、確立していくことである。
 広布へ戦えば、諸天が守る。題目をあげれば、智慧と勇気が湧く。リーダーが力をつけてこそ、わが地域が守られる。何があっても、朗らかに!強く生きるのだ。 (聖教新聞 2012-07-08)