今週のことば・桂冠詩人の世界・みんなで学ぶ教学 他

2012年7月9日(月)更新:1
【今週のことば】
 「ほむれば 弥(いよいよ)功徳まさる」
 尊き同志を誉め讃え 喜び光る座談会を!
 はずむ心で前進だ! (聖教新聞 2012-07-08、以下同)


【池田名誉会長 桂冠詩人の世界 7・8「白蓮グループの日」――幸福が香るスクラム 高貴なあなたがいて 皆の高貴な心が輝く】
●恩師・戸田先生は言われた。
 「広宣流布は 最高の善行である。 絶対に確信をもって 進むべきだ。 批判など恐れるな! これ以上の 人間の幸福な 世界平和に尽くす大道はない」
●我らの声は語る。 皆真実を見ながら 生き抜いていくのだ! 勝ち負けを超えて 優しい平和と 幸福の大地を 歩んでいくのだ!


【みんなで学ぶ教学(1)〜新会員のための仏法用語〜 正法・像法・末法 混迷の時代を照らす日蓮仏法】
●悪世で苦しむ人々を救い切り一切の悲惨を無くすことが仏の願いなんですね。
末法においては南無妙法蓮華経こそが皆を幸福にする良薬です。
末法の特徴について、同じく「大集経」では「闘諍言訟(とうじょうごんしょう)・白法隠没(びゃくほうおんもつ)」と説かれています。
 「闘諍」とは“争い”を、「白法」とは“清浄(しょうじょう)な善の法”すなわち釈尊の正しい教えを意味します。
 末法は、仏法の争いが起こり、釈尊の正しい教えが分からなくなり、埋没してしまう時代なのです。
 混乱は、仏教内部のみにとどまりません。人々の生命それ自体が、以前にも増して、「貪り」「瞋(いか)り」「癡(おろ)か」の三毒に支配されるため、社会においても争いや対立が絶えなくなります。
 いわば、仏法も社会も行き詰まった時代が末法であるといえます。
●南無妙法蓮華経の唱題行によって、一人一人が「貪り」「瞋り」「癡か」の生命を打ち破り、自身に元来具わる仏の生命を開き顕すことができるようになったのです。
●「今日蓮が唱う所の南無妙法蓮華経末法一万年の衆生まで成仏せしむるなり」(御書720ページ)、「日蓮が慈悲曠大ならば南無妙法蓮華経は万年の外・未来までもながるべし」(同329ページ)
日蓮大聖人の仏法こそ、末法の闇を照らす希望の太陽であり、今を生きる全ての人々を幸福にし、世界の平和と人類の繁栄を実現する万能薬なのです。


【試練が“心”を強くする 卓上型調理機器の製造販売会社 躍進の原動力は“青春の誓い”】
●「いかなる乞食には・なるとも法華経にきずをつけ給うべからず」(御書1163ページ)との日蓮大聖人の教えを胸に、父と懸命に祈り、資金繰りに奔走した。それまでの誠実な仕事ぶりから、支援先が現れ、何とか急場をしのぐことができた。
●「もう一度、新しい決意で、私とともに、『人生の最も崇高な一章』と謳われゆくような悔いなき闘争の歴史を、堂々と残していただきたい」
●“私たちは、どれほど見守られてきたことか。ここまで歩んでこられたのも、師匠のおかげだ”
●昨年5月、会社に小包が届いた。
 開けてみると、泥にまみれた商品が。東日本大震災で被災した料理店からの修理依頼だった。
 “家族を亡くされた方かもしれない。悲しみに耐え、立ち上がろうとされている!”
 自身の姿と重なり、その思いが痛いほど胸に迫った。
 “わが社の商品が少しでもお役に立てるなら”と、被災地からの修理依頼は、全て無償で行っている。
 「幾たびもの試練が、私の“心”を鍛えてくれました。技術力や営業力はもちろん大切です。でも、大変な時代だからこそ、今まで以上に、学会で学んだ“誠実”に徹していきたい」
 乱世に果敢に挑む長島さんの胸中には、師と共に歩む誇りと喜びがあふれている。