わが友に贈る・寸鉄 他

2012年7月30日(月)更新:2
【わが友に贈る】
 奮闘する受験生に 皆でエールを!
 努力は必ず実る。
 自分らしく ベストを尽くせ! (聖教新聞 2012-07-30、以下同)


寸鉄
●「SGI会長は異文明との対話の達人」学部長(アメリカ)。誠実が武器だ。師の行動に続け
●外部に求める限り幸福は姿をあらわさない―哲人(アラン) 人生開く人間革命の哲理
●恩師「勇んで声を発せば仏の力が増す」と。勇気の言論で正義拡大の夏に
●五輪便乗の詐欺メールが頻発。不審な私信(メール)は開封しない。危機(セキュリティ)意識向上を
●公明が学校(スクール)カウンセラーの充実を提唱。いじめ撲滅へあらゆる手を講ぜよ


故宮展の鑑賞者100万人に 東京富士美術館が企画】
●「100万人――この数字は、両国の文化的つながりにとって、故宮展がいかに大きな影響を与えたかを物語ります。まさに中日国交正常化40周年の節目を象徴するものです。
 故宮展がこのような大きな成功を収めたのは、東京富士美術館創立者である池田先生の中日友好のご尽力のおかげです。中日の国交正常化提言から40数年の歳月が経ち、その正しさが証明された。心からそう思います」(中国駐新潟総領事館の王華総領事)


【名字の言】
●しかし“内発”といっても、自分で考え、学ぶだけで“思考”が湧いてくるわけではない。友との語らいなどによる、違う価値観との出合いも欠かせない
 仏法の実践は、一人一人に内在する可能性の種を育むことが根幹である。だからこそ、人との触れ合いの中で生まれる決意や気づきを大切にする。友との語らいの場が増える季節。互いに触発し合える実りある対話を重ねたい。


【今週のことば】
 青年が伸びゆく夏だ。
 張りのある勤行で 生命力を満々と!
 今日も強く楽しく勇敢に挑戦の一歩を!


【新・人間革命 厚田 三十八】
●座談会では、男子部員や婦人部員の体験発表があった。教員たちは、鼻先でせせら笑うような態度で話を聞いていた。彼らは、宗教というだけで、迷信や非科学的なものと思い込み、教育者である自分たちには、無縁なものと決めつけていたのだ。
 「宗教に基づいていないすべての教育は、実りのないものである」(注)とは、ドイツの教育家フレーベルの警句である。
 先入観は、真実を見る目をふさいでしまう。
■引用文献  注 「箴言(一八二一年執筆)」(『フレーベル全集 第一巻 教育の弁明』所収)石橋哲成訳、玉川大学出版部


【師弟の大道を歩む 新しい力で時代を開け!(50) 張り切って友好拡大に打って出よう! 対話の基本は「聞く」こと】
●吉井 池田先生と会見された「核戦争防止国際医師会議」共同創設者のラウン博士は、医療は「聞く芸術」であると述べ、こう語っておられます。  「人の心を知るには、何よりも心から謙虚に接しなければなりません。細心の親切心をもって接し、自己防衛的になる必要はないと安心させてあげることです。それを通して友情が結ばれれば、真の心の交流の道が開かれていくのです」
杉本 先生も、こう述べておられます。  「『聞く』ことは、どんな悩みを抱え苦しんでいる人をも、癒す力となる」  「相手の言うことに、じっと耳を傾ける。じっくりと話を聞いてあげる。それだけで、スッキリする。心が軽くなる場合が多い。『聞いてあげる』こと自体が、仏法で説く慈悲の実践、『抜苦与楽(苦を抜き、楽を与える)』の『抜苦』となるのだ」と。
原田 これまで池田先生と識者との会見に、数多く同席してきました。先生は、相手の経歴や家族、専門分野や趣味のことなど、あらゆることを頭に入れ、十分な準備をして会見に臨まれます。相手の近況や人生の哲学などを一つ一つ尋ねながら、時には励まし、時にはたたえる。そうして仏法の生命哲学と共鳴する深遠な語らいを進められます。つまり、先生の対話は、相手のことを深く知り、よく聞くことから始まるのです。
正木 こちらが心を開き、謙虚かつ誠実に接しなければ、本当の意味で「聞く」ことはできません。私たちも池田先生の対話に学び、心の交流を深める有意義な語らいを広げていきたいですね。


【太陽の使者に贈る〈13〉 「文字」が人を救う】
●ロシアの歴史学者ペトロシャン博士も語っておられました。
 「私は、聖教新聞が、世界における真の価値の流布と、人間を最も人間らしくあらしめ、人間の精神世界の豊かさと清らかさを守ってゆくために、いかに大事な戦いを推進しているか、をよく知っています。創価学会の声が世界にもっと響いてほしいと切に願っています」と。