今月 関西で初の法華経展 他

2012年8月2日(木)更新:1
【わが友に贈る】
 「信用」こそ 青年の財産だ。
 全てに真剣に臨め!
 約束を断じて守れ!
 振る舞いで勝て! (聖教新聞 2012-08-02、以下同)


寸鉄
創価大学智慧・勇気・慈悲の力を涵養(かんよう)―中国の碩学世界市民の揺籃と
●勇猛精進したまえ!仏法は実行だよ―牧口先生。地道な持続の人に大栄冠
創価班・牙城会大学校生が弘教拡大の尊い汗!学会厳護の闘将と生い立て
被爆体験の語り部の76%「継承に不安感じる」と。風化防ぐ取り組み今こそ
文科省が子ども安全対策支援室を設置。いじめは絶対悪だ。防止へ総力を


【今月 関西で初の法華経展】
●「“法華経展”は、暴力と不幸の世界に、平和と調和のメッセージを送ります。法華経の精神こそが今、最も求められているのです!」 (パグウオッシュ会議元会長のスワミナサン博士)


【名字の言】
●ずっと抱いてきた疑問に対する答えは、人から与えられるより、旺盛な好奇心と探求心で追い続け、自分の力でつかむほうが、どれほど宝になるか
●「わかる」よりも「かわる」。その中で信仰の確信をつかむことができる。


【地域紀行 忘れまじ我等の原点の日 熊本 五木村 「信心は『素直』が一番じゃ!」】
●村の名士から「発行部数が多く、海外でも関心が高い聖教新聞に『五木の子守唄』を通じた考察が掲載され、広く内外へ『五木の子守唄』の本質と『唄』そのものの存在、伝承を伝えていただいていることに感謝致します」
●地域の輪を大事にしなければなりません。残すべきは地域の輪です。
●“私たちが居住し、信心に励む場所は、どこであってもすべて人間共和の都になる。どこに行こうが、今いる場所が最高の幸福を築く場所であり、広宣流布の使命の舞台となる”――このことを名誉会長は伝えたかったのである。
●「故郷(ふるさと)を捨てるということは、どんな場合でも、いい気持ちではなかたい」
●「立ち退きを迫られ、慣れぬ土地に来て、慣れぬ人たちの中で住む。そうとう苦労しました。(地域の人と)仲良くなるまでが苦しかった。地域に溶け込むのは、なかなか難しかです。だからといって自分の殻に閉じこもっていては、いつまでも開けない。自分から声を掛けて、話をしていかんことには、なかなか地域に溶け込まん。人から言われてからではなくして、自分から溶け込んでいく姿勢が大事でなかろうかと思います」
●「こっちに来て、学会員さんの有り難さ、学会活動の有り難さが見に染みました」
●「なんも心配いらん。みんなと友達になればよかたい」
●原点はつくられるものではない。自ら築き上げていくものだ。五木の友は名誉会長と直接、会ったことはないが、一念は固くつながっている。
 「ばってん、信心は『素直』が一番じゃ!」
●池田先生にお応えしたいとう『熱い心』『素直な心』が、先生の心に響くんでないかね


【新・人間革命 厚田 四十一】
●教育者であった初代会長の牧口常三郎先生は、教育の目的は、どこまでも、子どもの幸福にあると明言されています。
 子どもの幸福を実現するには、人間とは何か、生命とは何かを、明確に示した生命の哲理が必要不可欠です。それを説き明かしているのが仏法なんですよ。
 石崎さんは、どうか、教え子たちの幸福を実現できる教育者になってください


【師弟の大道を歩む 新しい力で時代を開け!(51) 皆で「不戦の誓い」を新たに――生命尊厳の哲学を社会へ! 友情の語らいが平和をつくる】
●原田 学会の平和運動は三代会長の不惜身命の闘争そのものです。池田先生はこう語っておられます。 「戦争は、絶対に反対だ! ゆえに私は、戦争の犠牲となり、入獄された牧口先生、戸田先生を、『正義の中の正義の人』と、心から尊敬する。そして、進んで“創価の師”の弟子となった。何にもまして、『永遠の平和』の仏たる、日蓮大聖人を信奉するために、殉教なされた両会長に続くことを、私は誇りに思う」
●橋元 戦争が生命の尊厳を踏みにじる魔の働きから生じると捉えるなら、心ない言葉で人を傷つけ、暴力を振るうこともその一つ。深刻化が指摘される「いじめ」もそうでしょう。  
原田 そうした非人道性と戦うのが、皆に等しく仏性の存在を見いだす生命尊厳の大法たる日蓮仏法です。大聖人は「いのちと申す物は一切の財の中に第一の財なり……三千大千世界にみてて候財も・いのちには・かへぬ事に候なり」(御書1596ページ)と説かれています。生命は、一切の財宝の中で第一の宝であり、全宇宙に満ちた財宝であっても生命に代えることはできない、との御教示です。  
棚野 大聖人は、不軽菩薩の修行を通して、こう綴られています。  「過去の不軽菩薩は一切衆生に仏性あり法華経を持たば必ず成仏すべし、彼れを軽んじては仏を軽んずるになるべしとて礼拝の行をば立てさせ給いしなり」(同1382ページ)――過去の不軽菩薩は「一切衆生には皆、仏性がある。法華経を持つならば必ず成仏する。その一切衆生を軽蔑することは、仏を軽蔑することになる」と言って、一切衆生に向かって礼拝の行を立てられた――と。
吉井 また、「不軽菩薩の人を敬いしは・いかなる事ぞ教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ」(同1174ページ)ともあります。いかなる相手をも尊重し抜く振る舞いが最も大切と仰せです。  
杉本 池田先生は平和を論じたエッセーで、こう記されています。  「人が見ようが見まいが、自らの命を一生懸命に生き切ること、自分が今いる家庭や職場や郷土を良くするためにベストを尽くすこと。その陰の勇気と努力ありてこそ、生命は黄金の光を発する」と。 私たち一人一人が自身の使命に生き、そして今いる場所で朗らかに友情を広げることですね。
吉井 先ほど「いじめ」の話が出ましたが、先生は連載「わが教育者に贈る」でも断言されています。  「『いじめられてもいい子』など、断じておりません。『いじめられる側にも原因がある』などと、いじめを正当化させても決してならない。『いじめは、いじめる側が100%悪い』――この本質を絶対に見失ってはなりません」と。  また「『人格の尊重』『生命の尊厳』を、すべての根底にしなければならない」と述べられています。  
正木 大人社会の歪みが子どもの世界に反映されているとの指摘も多い。ならば社会の根底とすべき生命尊厳の哲学を私たちが広げるしかありません。  
原田 平和をつくるのも地域の繁栄を築くのも、友情を広げる語らいの積み重ねです。その使命感をもって対話の花を咲かせたい。