今を勝て!後世の模範と輝け

2012年9月2日(日)更新:2
【名誉会長と共に今日も広布へ(29)】
 生きることは戦いだ。
 戦いがあるから、人生はおもしろい。悩みがあるから、人間革命できるのだ。
 難しいことも、多々あるだろう。しかし、そこから価値を創造していけるのが、妙法を持った人間の強さだ。
 平和のため、幸福のため、正義のために、ひとたび広布の戦(いくさ)を起こしたならば、何があろうと勝たねばならない。新時代のリーダーは、この一念で、祈り抜き、語り抜き、戦い抜いてもらいたい。
 同志を断じて護り抜く。
 権力の悪を許さない。
 三類の強敵を打ち破る。
 これが、広布の将の覚悟だ。この心で私は生きてきた。
 戸田先生はよく言われた。
 「三類の強敵よ、早く出でよ。その時こそ、ともに喜び勇んで、敢然と戦おうではないか」と。難と戦い、勝ち越えてこそ、成仏はある。宿命転換のチャンスなのである。
   *  *  *
 きょう、苦闘の一日であっても、未来を見つめて生き抜いていけば、必ず、希望の太陽が昇る。決して自分の弱さに負けてはならない。
 たとえ倒れても、また立ち上がる。思うようにいかなくても、あきらめない。その人が真の勝利者である。
 日蓮大聖人は力強く仰せである(御書1300ページ)。
 ――断じて嘆くな! 大悪があるからこそ、大善がくるのだ。上行菩薩が、大地から踊って出てきたように、楽しく勇んで、前進していきなさい――と。
 かけがえのない今を、自分のために勝て!同志のために勝て!仲良く戦って勝つのだ。大変だろうけれども、永遠に残る歴史だから。
 皆、立派な弟子として、後世の模範と輝いてもらいたい。
   (聖教新聞 2012-09-02)