わが友に贈る・寸鉄・東北福光新聞・人生を生き抜く羅針盤 他

2012年9月2日(日)更新:3
【わが友に贈る】
 新たな挑戦の時!
 勇気の一歩が 環境を一変させる。
 己心の壁を打ち破り 人間革命の勝利劇を! (聖教新聞 2012-09-02、以下同)


寸鉄
●学会は正義と慈悲を基盤として新たな価値を創出―博士(アメリカ)。社会変革の主役
●全国の「新聞長」の奮闘に感謝。広布の偉大な言論闘士よ。福徳は三世に
創価大学が経済学検定で10連覇! 人間教育の最高峰の学府から英才が陸続
●「成功とは『大胆不敵』の子供」英宰相(ディズレーリ)。青年よ恐れるな! 挑戦王と光れ
●「彼の一門皆ほろぶるを各(おのおの)御覧あるべし」御書。偽法主の謗法で宗門崩壊


創価大学が経済学検定10連覇 大学対抗戦で堂々の日本一 先輩から後輩へとつなぐ“学ぶ喜び”の伝統】
●学生たちの顔には、”知の苦闘”を勝ち越えた清新な光があった。
●「自分たちの目指すべきは、『10連覇』ということ以上に、“純粋な学問探究の喜び”を通した人格形成ではないか」。先輩たちが教えてくれた“経済学の楽しさ”“学ぶことの感動”を思い出した。
 それから気持ちが切り替わっていった。毎日、皆でメールを送り合い、励まし合った。創立者の不屈の信念を胸に刻んだ。
 「冬は必ず春となる」「最後の一歩まで 断じて退くな! 幸福は 前にあるからだ」
 絆が強まり、士気が高まった。固い団結が生まれていった、
 「優勝して皆で喜び合おう!何より、創立者が喜んでくださる結果を皆で必ず残そう!」
●「創立者をはじめ、教職員の方々、世界中で応援してくださった皆さまに、ただただ感謝の思いでいっぱいです。世界一の創価大学で、最高の仲間と共に学べる喜びをかみしめ、母校のために、後輩たちのために徹して尽くし抜いていきます」


【共に希望の舞を 原田会長が激励 北海道旭川の大会】
●今こそ天下第一の情熱と信心で、幸福と勝利に輝く人材山脈を築こう
広宣流布の大闘争に勇気をもって挑む中に、限りない功徳と喜びがわく。そこに宿命転換と人間革命の直道があると強調。わが地域に希望を送りながら、友の心を鼓舞する大確信の対話を幾重にも広げていこう(原田会長)


第三文明10月号 好評のアブエバ対談は第5回 ソフト・パワーをめぐって】●フィリピンの人々に見られるホスピタリティー(もてなし)の心に触れながら、これからの時代は大いなる精神の力であるソフト・パワーが未来を開く重要な鍵であると語り合う。
 特別企画は「未来をつくる政治」。特集は「いじめを考える」。


【北米・オセアニア 教学研修会 池田SGI会長が真心のメッセージ 全員が哲学と平和の博士たれ】
●池田SGI創価学会インタナショナル)会長はメッセージを寄せて、行学の二道に励む友を賞讃。「仏法の実践は、重ねれば重ねるほど、功徳が勝ります。『いよいよ』『なをなを』という求道の信心のなかに、幸福勝利の人生が限りなく開かれていくのです」と述べ、社会で輝く哲学博士、幸福博士、平和博士にと念願した。
●妙法の力によってそれぞれのもつ個性が輝いていくこと、そして、強い信こそ人生勝利の源であり、宿命転換を可能にする原動力である


【東北福光新聞】
《希望を紡ぐ日々 悲しみを越えて生きていくことを誓う。亡き家族に応えるために。》
●どんなに嘆いても、目の前の現実は変わらない。
 「もう、逃げたい……。でも逃げたところで、現実は付いてくるんだよなって。やっぱり、ちゃんと向き合って乗り越えていかなきゃっていうところに行き着くんですよね」
 一言一言、自分を励ますように、言葉を絞り出す。
●何より家族が無事で側にいてくれることが心の支えになった。
●「あの時、一緒に逃げていれば……。腕一本でも、足一本でも、見つかんないかな……」。いつも心のどこかで、やり場のない悔しさが渦巻いている。
 「津波の中で、あんなに『生きたい』と思ったのに、生かされたことが、こんなにつらいものだとは思わなかった。『母の所に行きたかったなぁ』とか思ったり、『生かされたから、生きなきゃいけないんだよなぁ』とか思ったり」
 家事や仕事に集中していれば、悲しみは忘れていられる。しかし、一人になると、いろいろと思い悩んでしまう。だから、毎日が必死の戦い。
 「悩むたびに、必ず『一緒に乗り越えよう』って言ってくれる同志がいたんですよね。厳しく言われても、自分のことを思ってくれているのが分かるんです。それで、『やっぱり信心で乗り越えるしかないな』って思えるんでしょうね」
 身を寄せていた夫の実家まで訪ねてきて、気持ちを聴いてくれた学会の先輩。松葉杖で歩けるようになり、自宅に戻った日に駆けつけてくれた当時の支部婦人部長。けがが治るまで、通院や買い物、保育所の送迎に車を出してくれた婦人部のお母さん友達……。自分を支えてくれた人たちのぬくもりを思い起こしていると胸の内が熱くなる。


《明日を祈る 「今まで以上に、苦しみを分かち合っていかないと」》
●生かされた自分が、亡くなられた方の分まで生きて広宣流布するしかないと、心に決めました。
●何も特別なことはできませんが、一緒に話して涙して笑って。少しでも心の疲れをとってもらえれば、うれしいです。
●「むしろ、これからが大事です。今まで以上に、寄り添い、うんと話を聞いて、苦しみを分かち合っていかないと。」
●「あらためて、会うこと、顔を合わせることの大切さを実感しました」
 「だから、というわけでもないですが、やっぱり、家庭訪問と座談会が大事だと思うんです。顔を合わせて、悩みも喜びも共有して、ざっくばらんに何でも話し合う。そこに心の復興の鍵もあるんじゃないのかなって。学会が果たすべき使命を深く感じます」


【人生を生き抜く羅針盤 生涯青春の心意気 「今日より明日へ」と前進の日々を 人生と信心に定年はない!】
〈理想を失うときに老いる〉
●「青春とは人生のある期間ではなく、/心の持ちかたを言う」「年を重ねただけで人は老いない。/理想を失うとき初めて老いる」(サムエル・ウルマン)

〈目前の課題に挑戦する〉
●常に明確な目標を持っていること。自身の惰性や臆病の命を乗り越えて、果敢に目前の課題に挑戦していること。そして、感謝の心を忘れず、同志と切磋琢磨しながら、他者に尽くすという奉仕の人生を歩んでいることです。
●「人のために灯をともしてあげれば、自分の前も明るくなるようなものである」(御書1598ページ、通解)
●他者への献身の行動が自身を幸せに導く
●学会員の多くは、人に尽くした分だけ自分の境涯が広がった経験を持っています。
 また、人生において重要なことは、「何のため」という目的観を持ち、生きがいのある充実した人生を送ることです。その点、学会員は一人一人の幸福と平和な世界の実現という目的観を確立し、その目的の達成に生きることを喜びと感じています。
 さらに学会員は、こうした目標に向かって日夜、清新な決意で挑戦を重ねています。
 過去にとらわれて、前に進まなければ、何も変わりません。
 未来を恐れて足踏みをしてしまえば、成長はありません。
 ゆえに、大聖人は、「月々日々に信心を強めていきなさい。少しでもたゆむ心があれば、魔がそのすきにつけこんで襲ってくるであろう」(同1190ページ)と仰せになられているのです。
 「もう、これくらいでいいだろう」という油断や慢心などの心があれば、その心の隙を突いて、障魔は襲ってきます。「昨日よりも今日」「今日よりも明日」と日々、自身を成長させていく。人と比べるのではなく、自分自身と戦う。そうした人が、常に成長していくのです。

〈戦い続ける“青年の心”で〉
●「大兵を・をこして二十余年なり、日蓮一度もしりぞく心なし」(同1224ページ)
 「一日片時も・こころやすき事はなし」(同1558ページ)
 人生において瞬時も心の安まることはなかった――これが、大聖人の御一生でした。
 常に自身の使命を自覚し、自らの一念を刷新しながら、新たな挑戦を続けていく。そこには「向上」や「前進」の息吹があり、生命の躍動があります。
 それゆえ大聖人は、「年は・わか(若)うなり福はかさなり候べし」(同1135ページ)と門下を励まされ、年を重ねても、ますます生命力を盛んにして人生を、はつらつと充実させていけることを教えられているのです。
 年齢を重ねれば、肉体的に機能が衰えていくのは当然のことです。若いころと同じように、生活を送ろうとしても、難しいことが増えてきます。
 しかし、たとえ何歳になっても「自他共の幸福」のために情熱を燃え上がらせ、挑戦の気概を持つ人は、信心の年輪を重ねるほど、いよいよ若々しくなる――これが創価の生き方です。
●私たちは常に同志と共に、前進の人生を歩んでいきましょう。

《理解のために 「四苦」とは?》
●「どんな人間であっても、『生老病死』の四苦を避けることはできない。これを唯一、解決できるのが妙法である」(戸田先生)
●「四苦」とは「生老病死」を意味し、地位や財産があっても、避けることのできない根源的な苦悩のことです。
●「生苦」とは、生まれいずる苦しみ。「老苦」とは、老いによって心身ともに衰えたことで生じる苦しみ。「病苦」とは、病気による苦痛や苦しみ。そして、「死苦」とは、死ぬ時に起こる種々の苦しみを指します。
 「生」「老」「病」「死」は、人類普遍の苦悩であり、裸の人間として必ず直面し、克服しなければならない苦しみです。
 こうした悩みに対して、正しい哲学に則って、自己の生命に「心の財」を積み、常楽我浄という幸福境涯を開いていくことを教えたのが日蓮大聖人の仏法です。
 創価学会員は、あらゆる苦難にも動じない強き心の確立を目指して、日夜、学会活動に励んでいるのです。