世界広布のフロンティア・躍動する広布最前線・あすなび 他

2012年9月3日(月)更新:6
【わが友に贈る】
 一つ一つの報告に 誠実に対応せよ!
 スピードが勝負だ。
 迅速な行動から 勝利の勢いが! (聖教新聞 2012-09-03、以下同)


寸鉄
●学会には人々の縁を結ぶ力がある―日本の作家。地域をつなぐ対話に邁進
創価班・牙城会大学校生が各地で大会。皆が青年学会の主役! 誓い果たせ
●「スポーツ部」発足4周年 ますます「負けじ魂」で! 君の栄冠を全同志が祈る
●荒波を乗り越える力強い指針を誰もが望んでいる―恩師。正義を語り捲れ
●厳しい残暑、あと1週間続く見込み。もう一息! 体調崩さぬ知恵と工夫を


ジャパンカップ マーチングバンド・バトントワリング全国大会 音楽隊・ルネサンスバンガードが優勝】
●池田先生をはじめ、支えてくださった皆さまに心から感謝申し上げます。今後も、さらなる努力と挑戦を重ね、新たな常勝の歴史を綴ります!


【北海道の雄(ゆう) 留萌創価県の友 大会に原田会長が出席】
●原田会長は「行解既に勤めぬれば三障四魔紛然として競い起る」(御書1087ページ)の御文を拝し、困難に直面したときこそ宿命転換と人間革命の絶好機であると強調。「一人一人が、自身の使命の舞台で勝利の日々を」と励ました。


【今週のことば】
 広宣流布は 「人と会う」こと。
 人間革命は 「勇敢に語り抜く」こと。
 朗らかに挑戦を!


【世界広布のフロンティア(6)スペイン アリカンテ支部 幸福を築く「鍵」は心の中に! 「不況の時こそ実証を示すチャンス」】
エステファニアさんは弾む声で語っていた。
 「信心は、私の人生を完全に変えました。入会する前、私の人生はジェットコースターのように不安定でした。私の否定的な考え方が、人生を楽しめず、幸せを感じさせないようにしていたんです。
 信心のおかげで、今は『幸福とは何か』が分かります。苦難は乗り越えるためにあり、価値を生み出すためにあること。自分が変わる時に、周囲も変わること。そして、仏法の実践を通して、周りの人々をも励ましていくことを学びました」
アリカンテの起源は、紀元前3世紀に建設された都市にまでさかのぼる。8世紀から13世紀にかけてはイスラム勢力の支配を受け、その後、再びキリスト教国の統治下に。こうした歴史は、独自の文化をこの地域にもたらしている。
 今、アリカンテで大きく広布拡大が進むのはなぜだろう。
●「やっぱり“体験”だと思います。信心を実践して、自分の人生が変わったという体験を持つメンバーが増えているからです。その姿で仏法の素晴らしさを周りの人に伝えることができ、弘教が実っていくんです」
●女子部の部長を務めるアルムデナ・ソラナさんは言う。
 「スペインの若者は、宗教は自分を強くするもの、前進させるものでなくてはならないと思っています。だからこそ、日蓮仏法を弘める私たち青年部の使命は大きいと感じています。女子部にとって仏法の魅力とは、自分と向き合い、自分の人生の意味を知り、自分を変革できることです。
 幸福になるために、何か自分の外にあるものに依存するのではありません。重要なのは内なる力をどう引き出すかであり、勝利は自分にかかっている――そこが仏法の魅力なのだと思います」
●欧州では今、金融危機の連鎖への不安が語られている。特にスペインでは、経済不況が深刻だ。
●「私のきょうだいも失業中です。多くの人の不満は、いつも政治家に集中しています。スペインでは雇用がなく、青年が成長するための可能性がないと言っています。
 でも、青年部は、この状況を、信心の実証を示す最高のチャンスだと捉えていくべきだと思うんです。私たちは、『祈り』と『希望』、そして全てを変えていけるとの『確信』を、一切の根本にして前進しています」
●「総会前日の10月28日の朝に、就職を希望していた会社から電話がかかってきました。面接を受けて、11月からの採用が決まったんです!」とパストルさん
 信心を始めてから今年で5年。「かつては不平ばかり言っていましたが、私の人生は180度変わりました」と喜びを語る。
支部といっても広い。メンバーの自宅まで、車で3時間、4時間かかることも多いという。
 「確かに経済危機は、スペインのあらゆる人々に影響をもたらしています。ですが、池田先生の弟子である私たちSGIメンバーは、常に多くの希望とさらなる確信をもって前進しています。
 やっぱり家庭訪問をして、一人一人と直接語り合っていくことが、励ましの最大の力だと実感しますね」
●「私たち壮年部は9月の総会に向けて、『日々、新生の弟子に』とのスローガンのもと、具体的な目標を立てて進んでいます。
 第1は、家庭や仕事などで目に見える実証を示すこと。第2は座談会への参加の推進。第3は自分自身の人間革命を実現し、連帯を広げていくことです。
 頑張りますよ!やっぱり壮年部は広布の黄金柱ですから!」
●人間の尊厳に根ざした平和の精神に引かれて、仏法に興味を持つ人が増えています。また、一人一人の生命に仏界という偉大な可能性があるとの教えに、人々は大きな自由を感じるのです。


【きょうの発心 明確な実証で信心の正しさを証明】
御書  一生はゆめの上・明日をごせず・いかなる乞食には・なるとも法華経にきずをつけ給うべからず(四条金吾殿御返事、1163ページ・編1018ページ)
●どんな境遇になろうとも、信心の戦いは一歩も引いてはならないと仰せです。
●長男が「多発性髄膜腫」という重病に。日顕宗の親戚から「学会にいるから病気になるんだ」と批判されました。しかし“学会の信心の正しさを証明してみせる”と奮起し、祈り、治療を。すると腫瘍が5年、10年たつ中で自然に縮小していったのです。経過も良好で、元気に働くまでに。信心の力を実感せずにはいられません。


【躍動する広布最前線 多宝会の知恵と経験を生かす!わが地区の大座談会運動 楽しい「健康体操」で皆が生き生き】
●座談会の企画のなかで最も好評なのが、多宝会の地区副婦人部長が考案した「健康体操」だ。「炭坑節」のリズムに合わせ、皆で体を動かせば、ストレスも発散する。
●「見ず知らずの私のために、多くの人が題目を送ってくれていると聞いて、“これは本物の宗教だ”と思いました。自身の健康と成長を目標に、皆さんと一緒に頑張ります!」と語る余田さん。
 毎日、真剣な唱題に挑戦するなか、病状は徐々に回復し、禁煙も成就。“初信の功徳”をつかんだ体験を通し、御本尊への確信をつかんだ。
●肺に腫瘍が見つかった。発心した奥村さんは、4月に聖教新聞の購読推進を10部実らせた。その翌月、同志の題目に支えられ、手術は成功。晴れて退院することができた。
●地区部長は「草創期から広布のために戦ってこられた先輩方から、学ぶことはたくさんあります。地区の宝の存在です」と、多宝会の同志をたたえ、敬意を表する。


【新会員のために Q&A(9)地域貢献の取り組み 自他共の幸福を目指して】
創価学会が目指す「世界平和」とは、どこか遠い所にあるのではなく、身近な家族や友人、自分が生活する地域を大切にしていくことから始まります。
 自分一人だけの幸福ではなく、自他共の幸福を築き、共生・共栄を実現していくことが仏法の理念だからです。
●地域の発展と繁栄を祈り、行動する中で、友好と信頼が芽生え、学会理解の輪も広がっていきます。
●「その国の仏法流布は、あなたにお任せする」(御書1467ページ、通解)
●「地域の安穏と繁栄を祈ろう!」「礼儀正しく、良識豊かに!」「励まし合い、助け合う連帯を!」(名誉会長、以下も)
●「地域に尽くせば、地域の方々から守られる。深い縁(えにし)があればこそ、近隣同士として巡り合った仲である」
●「向こう三軒両隣」という言葉がありますが、縁あって同じ地域に暮らす人たちが、励まし合い、支え合い、互いに向上していく中に、真実の人間主義があると思います。
 近年、地域の絆が希薄になったといわれています。それだけに、多くの人が温かな人間関係を求めているのではないでしょうか。
●自分がさらに成長し、人間革命する中で、“一層仲のよい、素晴らしい町会にしたい”と決意しています。


【師弟の大道を歩む 新しい力で時代を開け!(60) リーダーは同志を明るく元気に 会合に出られない人に光を】
●先ほどの池田先生の言葉にあった通り、学会における指導とはすなわち「褒める」「讃える」「励ます」ことです。
●「言(ことば)と云うは心の思いを響かして声を顕すを云うなり」(御書563ページ)
●夫を亡くした妙一尼に対して、信心にあつかった夫の功徳は雪山童子や薬王菩薩と同じであると讃嘆し、「ご主人は必ず、見守ってくださっています。それも、きっと近くにいらっしゃっているはずです」と励まされています。さらに、いざというときには大聖人ご自身が幼い子どもたちのことも見守っていきますとまで述べておられました(同1254ページ、趣旨)。
●子どもがいなかった国府入道夫妻へも、「釈尊は入道殿と尼御前の慈父であり、日蓮はあなた方の子です」と仰せになり、蒙古が襲来した時や、年を取った末には、私のいるところへ移ってきなさいと語っておられます(同1323ページ、趣旨)。
 こうした深い慈愛と真心が、さまざまな不安を抱えていたであろう門下にとって、どれほど温かく感じられたことでしょうか。
●激励という点でいえば、会合に参加している人よりも、出席していない人、とくにいろいろな理由があって、出たくても出られない人に光を当てていくことが大切だと思います。


【あすなび のぞいてみようツイッターの世界】
ITジャーナリスト 佐々木俊尚さん ゆるいつながりが人間関係を補完
〈個人を広くアピールできる場〉
●連絡は取らなくても、友人の近況が分かり、交流できる。さらに、連絡先を知らなかった旧友と再びつながるきっかけにもなる。
●今は、所属する会社名や肩書で勝負する時代ではなく、一人の人間として何ができるのかが評価される時代。

〈情報の根拠を見極める目が必要〉
●一方で、気楽にツイートできるので、暴言を吐き、失言してしまうという危険性もある。
 ツイッターを使っていると、知人と居酒屋で雑談しているような感覚になるが、実際は違う。大勢の前で、大声で話しているのと同じ。その感覚を忘れず、自分のツイートが多くの人に見られていることを考慮して発言する必要がある。
●情報の伝達のスピードが、ものすごく速い。だから、デマ情報も簡単に流れる。
●流れてきた情報の根拠を見極める目が必要だ。

〈“悪口・ののしりはしない”が主流に〉
●大事なことは、人の悪口を言ったり、ののしったりするツイートはしないこと。ののしれば、一時的に注目されるかもしれないが、結局、そうしたののしりに同調する人しか集まらない。
 だから、人を褒め、ポジティブなことを言うようにする。そうすれば、自分の周りにもそれに同調する、ポジティブな人が集まるので、有益な交流になる。


《ツイートの注意》
★個人情報の漏えいを防ぐ
 日常生活の行動まで細かくツイートすると、第三者に「どこに住み」「何の仕事をしているのか」などまで知られてしまう場合があります。ツイッターは、善意の人だけが見ているのではなく、悪意を持って見ている人もいることを忘れずに。
★他人のプライバシーに配慮
 他人のプライバシーに触れる内容は避けるのが基本です。他人が写っている写真も、本人の許可なく投稿すれば、トラブルの原因になりかねません。

★デマを見抜く
 真偽の分からない情報も多く流れます。特定の人に「なりすまし」て、情報を発信する場合もあるため、引用やリツイートの際には注意が必要です。

★仕事で知り得た情報の投稿もダメ
 仕事上、知り得た情報をもとにした投稿で、会社や取引先、顧客等の信用を損ない、社会問題になった例が起きています。