人類史の希望の朝を開け! 創価の青年の底力を

2012年9月7日(金)更新:7
【わが友に贈る】
 時は来た!
 新しい歴史を 創るのは「今」だ!
 栄光へ向かって 朗らかに出発! (聖教新聞 2012-09-07、以下同)


【「御書と青年」が発刊】
●「御書と青年」は、2010年1月から12月まで、「師弟誓願の祈り」や「仕事と信心」、「不軽の不屈の精神」などをテーマに掲載。名誉会長は未来を担う若き友のために、御書を根幹に、広布と人生を勝ち抜く指針を贈ってきた。
 名誉会長は語る。
 「御書を開けば、『希望』も『勇気』も『智慧』も、いくらでも湧いてくる。絶対の確信が生まれる」
 「踊躍(ゆやく)歓喜して、世界の青年と手を携えながら、人々が目を見張る勝利、勝利の歴史を築きゆくことを、私は祈っています」
 人類の未来を開く、使命深き友の前途を照らす一書となろう。(本社刊。750円)


寸鉄
●「11・18」へ共戦を誓う幹部会。世界の池田門下も総立ち。さあ快進撃!
●地域に尽くす学会青年の振る舞いは、まさに鑑―識者。君らこそ希望の光
●「鹿児島の日」40周年。九州の要の同志よ進め!歴史回天の大闘争を頼む
●生命力が旺盛なら愚痴の世界も明るく変化―恩師 強盛な祈りで人生を開け
●若者と共に新潮流を創りたい―40〜60代の7割。その心が青年学会を建設


【新時代第60回本部幹部会 青年部幹部会 SGI青年研修会 学生部大会 池田名誉会長のメッセージ 君の爛漫たる晴れ姿を祈り見守り待っている】
●「過去の因を知らんと欲せば其の現在の果を見よ未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」(御書231ページ)
 この経文に照らして、ここに、一堂に会した皆さん方一人一人が、どれほど不思議な因縁をもった尊き「地湧の菩薩」であるか。
 そして、広布と社会の大指導者として、今から未来へ、どれほど崇高な使命を果たし、晴れがましい栄光に包まれゆくことか。
 私は、込み上げる喜びをもって、皆さん方の成長と活躍を祈り、見つめています。

〈生命尊厳の叫び〉
●「創価の青年力で、人類史の希望の朝を!」
●青年力とは、道なき道を勇敢に切り開く「開拓」の力であります。
 青年力とは、いかなる邪悪にも屈しない「勇気」の力であります。
 青年力とは、朗らかに対話して友情を広げる「連帯」の力であります。
 1957年(昭和32年)9月8日、わが師・戸田城聖先生は、神奈川の天地で「原水爆禁止宣言」を師子吼され、私たち青年に託されました。
 それは、世界の民衆の生存の権利を脅かす魔性を、青年の力で断じて食い止めてもらいたい。
 いな、青年の力で断固として打ち破ってもらいたいとの遺訓でありました。
 正しい生命尊厳の哲学を掲げ、正しい師弟の道を歩み、正しい同志との絆を持った青年は、何ものにも絶対に負けないことを、戸田先生は信じ抜いてくださったのであります。
 一、私は先生の弟子として、世界との対話に打って出て、仏法の人間主義を基調とした平和と文化と教育の大連帯を、文明を超えて築いてきました。
 「原水爆禁止宣言」から11年後の1968年(同43年)の9月8日には、学生部の総会で、日本と中国の「国交正常化提言」を行いました。
 さらに、1974年(同49年)の9月8日には、東西冷戦の渦中、内外の反対を押し切って、ソ連(現・ロシア)への第一歩を記しました。
 友情と信頼を深く結ぶと共に、この大地からも地湧の菩薩が踊り出るよう、真剣に祈りました。
 時は巡り、きょうは、ロシアSGIの男子部長と女子部長も駆けつけてくれています(大拍手)。
 あの恩師の原水爆禁止宣言より、55年――。
 世界192ヵ国・地域に広がった創価の青年たちが、昇りゆく旭日のように、いよいよ人類を照らす「一閻浮提広宣流布」の光を放ち始めたのであります。

〈常勝の旗高く〉
一、日蓮大聖人は、熱原の法難の真っ只中で戦う、青年・南条時光に、法華経の「願うところは、この仏法の功徳をもって、普く一切に及ぼし、自分たちと衆生と皆が共に仏道を成就したい」(御書1561ページ、通解)との一文を贈られた。
 妙法を実践する青年は、わが生命を最も尊貴に光らせ、どんな苦難も突破して、どんな災難も変毒為薬できる。
 そして、縁する一人一人に、勇気を贈り、希望を贈りながら、自らの使命の国土に、平和と幸福と繁栄の人間主義の世界を、厳然と創り出していける。
 これが、創価の青年の底力です。
 ともあれ、愛する青年の勝利の道を開くために、私は生まれてきました。
 すべてを耐えぬいて戦ってきました。
 君たち青年の爛漫たる大勝利の晴れ姿を見守ることが、私の人生の誇り高き総仕上げであります。
 また、尊き壮年部、婦人部の皆様方も、さらに、広布の模範の多宝会・宝寿会・錦宝会の皆様方も、不老不死の妙法を持った「永遠の青年」です。
 共に青年の気概で、生き生きと若々しく、前進していってください。
 乱世であればあるほど、我ら創価家族は、この世で一番強く美しい「異体同心」の団結で、楽しく常勝の旗を打ち立てようではありませんか!
 一、終わりに――

 晴ればれと
  英知の舞の
    凱歌かな

 そして、

 新時代
  若き力で
    勝利城

 と贈り、私のメッセージといたします(大拍手)。


【知性と情熱の幹部会】
●題目をあげると、人を思いやる気持ちが湧いた。抱えていた個人的な問題も、みるみる状況が好転。「この信心はすごい」。
●“御本尊を信じ切っていくなかに、永遠の幸福の大道がある”(師匠)
●橋元男子部長は、一人一人が社会変革の主体者として、青年の熱と力で新しい時代を切り開こうと訴えた。
 原田会長は、創価学会日蓮大聖人の慈悲の精神、生命尊厳の哲学をもって、社会の安穏と繁栄を目指し、平和・文化・教育をはじめ幅広い運動を推進してきたことに言及。我らは「日本の柱」たる誇りに燃えて、堂々と正義を語り、理解と共感を広げようと呼びかけた。厳然たる広布の基盤を築き上げる明2013年へ、祈りを根本に、功徳満開の実証をと望んだ。


師弟不二で勝った65年 若人も斬くあれ 名誉会長の「座右の銘」の書を紹介】
 波浪は
 障害に遭うごとに
 頑固の度を増す
 若人も斬(か)くあれ

 ――たとえ巌に砕かれようとも、波は何度も何度も押し寄せてくる。
 人間もまた、障害があればあるほど、全力でぶつかって、前へ前へと乗り越えていかねばならない――。


【きょうの発心 感謝忘れず広布の道を一筋に】
御書  此の曼荼羅能く能く信ぜさせ給うべし、南無妙法蓮華経は師子吼の如し・いかなる病さはりをなすべきや(経王殿御返事、1124ページ・編569ページ)
●唱題によって、どんな病にも負けない境涯を築けるとの慈愛の励ましです。


【ヒューマン・ルポ 子どもたちの未来照らす太陽の存在に わが子の不登校を乗り越え 目の前の生徒に寄り添い、励まし送る 定時制高校教諭】
●「生徒は宝」
●祈りが深まる中で、富吉さんは、ハッとする。“親の私たちもつらいが、一番苦しんでいるのは長男のはずだ!”
   ◇
●子に先立たれた悲しみは、いかばかりだったろうか。想像に余りある。
●「一日もいきてをはせば功徳つもるべし」(御書986ページ)
●「子を失った悲しみは言葉にできません。けれど、そのなかで得たものもある。人の痛みや優しさを、より深く、広く分かるようになった。何より強くなれたと思います」と夫妻。