実りあるSGI青年研修会 世界に広がる民衆の大連帯

2012年9月17日(月)更新:3
【社説】
 「本当に有意義な研修会でした。全てが黄金の思い出です。研修で学んだことを母国のメンバーに伝え、世界広布へ、さらに大前進していきます!」――決意に輝く瞳、あふれる笑顔。SGI(創価学会インタナショナル)青年研修会が無事に終了し、メンバーが帰国した。
 本部幹部会への参加、交流座談会、教学研修など充実の研修を重ねた55カ国・地域の250人の若き友。先週末には、帰国した友がいち早く会合に出席。歓喜の報告に感動が広がった。

〈唱題と教学で確信を深める〉
 本部幹部会の席上、アフリカのメンバーの活動などが映像で紹介されたが、世界中で創価人間主義スクラムが広がる様子は、目を見張るばかりだ。
 本年、初の支部の結成から50周年の佳節を迎えた南米ペルー。池田SGI会長が初訪問の折に贈った指針「題目」「教学」「信心の持続」を心に刻み、友人に日蓮仏法を語り抜いてきた。6月に全土で行われた婦人部大会には、600会場に1万人以上が参加を。未来部の集いも活発に開かれ、希望が大きく広がる。
 同国からは今回、3人の池田華陽会メンバーが来日。女子地区リーダーのテレサロハス・ディエストラさんが、部員への励ましに徹し、学業でも実証を示したことを報告し、反響を呼んだ。
 一方、昨年、大規模な洪水の被害にあったタイから来日したのは、ウィーラワン・ウォンスパラート女子部長をはじめ8人の男女青年部員。開講式で女子部長は、会館への被災者の受け入れ、支援物資の輸送、水が引いた後の清掃など、地域貢献の活動を紹介。タイ創価学会バンコク市の学校が協力した平和展示に共感が広がる模様を語った。
 タイでは、教学研修会や教学試験も活発に行われており、メンバーは希望の哲学を学び、信仰の確信を深めている。
 
〈平和と幸福の社会建設へ〉
 次代を担うメンバーを中心とした青年研修会。今回が初来日というメンバーも少なくない。ロシアのユーリヤ・クプリャコヴァ女子部長も初めて本部幹部会に参加した。「白蓮グループの皆さんが本当に温かく迎えてくださり、感動しました。その姿から、どこまでも私たちを励まそうとされる池田先生の心が伝わってきました。私たちも勇気の心で、人間革命、宿命転換に挑戦します!」
 全世界で平和と幸福の社会建設へ奮闘する若きリーダーたち。その錬磨の努力と成長の姿に、心から拍手を送りたい。
   (聖教新聞 2012-09-17)