わが友に贈る・寸鉄・更年期障害・「さわる博物館」めざして 他

2012年9月21日(金)更新:3
【さあ対話の秋!各地で座談会】
●「自身の勝利の実証で池田先生にお応えします!」


【インド文化関係評議会 カラン・シン会長 学会本部を訪問 原田会長と会見】
●カラン・シン会長は、1979年にインドで池田SGI会長と初めて会見してから、深い交流を結んできた歩みを述懐。対談集『内なる世界――インドと日本』(『池田大作全集』第109巻に収録)を発刊した当時の模様を語った。
 法華経をはじめとするインドの精神的遺産をめぐり語らいが弾んだ。
 「私はインドをはじめ、SGIの世界的な発展を驚きと喜びをもって見つめております。1月26日は、インドの共和国記念日でもありますが、その日に発表される池田会長の平和提言には、いつも感銘を受けております」と力説。
●カラン・シン会長は、次のように芳名録に綴った。
 「池田会長との度重なる出会いは、私にとりまして、大変に幸せな思い出です」


【わが友に贈る】
 季節の変わり目。
 寒暖差に注意せよ!
 早めの就寝も大切。
 賢明に疲れを取って 生き生きと指揮を!


寸鉄
●希望を与えるSGI会長の豊かな心に感服―博士(ハーバード)。師弟の道に歓喜の中の大歓喜
●旭日の千葉青年部が記念月間。正義拡大へ破竹の前進! 君らこそ広布の光
●御聖訓「はたらかさず・つくろわず・もとの儘」。誠実に語れ。そこに共感
●きょう「国際平和デー」。民衆の声こそ不戦の力! 192カ国の創価の連帯が要
●秋の全国交通安全運動。日が短くなる時季。早めの点灯、反射材の使用を


【わが教育者に贈る 第4回 世界に広がる創価教育の光〈上〉】
●私は幸運にも、十九歳で希有の大教育者・戸田城聖先生にお会いすることができました。
 残酷な戦争によって無数の命が奪われ、国破れて荒廃した戦後の社会にあって、わが師は、仏法という究極の「生命尊厳」の法理を、私たち青年に示してくださったのです。
 戦時中、軍国主義による二年間の投獄にも断じて屈しなかった恩師の信念の言葉は、絶対に信じられる希望の響きをもって、若き命に迫ってきました。
 青年を利用し、犠牲にしてきた権力者と敢然と対峙して、先生は青年を愛し、信じ、自らの心血を注いで薫陶してくださいました。
 先生が一人立って開始された「人間革命」という未聞の平和運動は、自身の内面から智慧と勇気を引き出して、一人一人が現実社会に貢献していくものです。
 その意味で、先生の青年への指導は、人間教育の真髄であったといっても、決して過言ではありません。
 先生の弟子となった私は、この仏法を友に伝えようと、勇気を出して対話を始めました。しかし、誰も信心しようとはしません。真っ向から反対した友人もいました。
 それでも諦めず、粘り強く対話を続けました。そのなかで最初に入会して、わが同志となったのが、学校の教師をしていた方でした。
●「我も唱へ他をも勧めんのみこそ今生人界の思出なるべき」(御書467ページ) 
●そして今、妙法の教育者の陣列が、かくも壮大な世界への広がりとなったことを、私は万感の思いを込めて、恩師に報告させていただきたいのであります。


【中国・渤海大学で開所式 池田大作中日友好思想研究所】
●中国・遼寧省錦州市の渤海大学に、このほど「池田大作中日友好思想研究所」が設立された。同大学の中日国交正常化40周年を記念する事業であり、池田名誉会長の平和と教育、芸術分野の思想の研究・実践を通し、両国の友好関係促進と世界平和を目指す。
●「真の世界平和と中日友好の理想像を見る思いでした。池田先生こそ、人類の精神文明を率いる偉大な指導者であるとの認識を深めたのです」(楊学長)
●「研究者、学生の一人一人が池田先生の思想を学び、広げ、中日両国の文化交流を実質的に推進していただきたい」(同)
●メディア学院教授は、研究所の今後の方針を語り、中日交流の道しるべを示しゆく研究所へと発展させていただきたいと決意を述べた。
●最後に、創大の山本学長が池田名誉会長の謝辞を代読した。
 その中で名誉会長は、関係者の研究所開設への尽力に心からの感謝を述べるとともに、日中国交正常化提言(1968年)を発表した当時の歴史に言及。たとえ迂遠(うえん)に見えようと、民衆同士の粘り強い対話と往来を重ねていきたいと述べ、なかんずく、青年の交流の道を開きゆく決意を綴った。


【「世界の書籍展――ゆたかなる精神の旅」 鳥取・米子で開幕 25日まで】
●「高い精神性、哲学を感じました。世界で活動を展開し、人類の文化を大事にする創価学会だからこそできた、素晴らしい展示です」(来賓、米子市歴史館運営委員長 杉本良巳)


中南米に輝く黄金柱 壮年部の集い】
●有志が“人間革命の挑戦を”とのテーマで研究発表を行った。


【声】
●青年が勝利する佐賀の躍進月間
●アフリカの友と“熱々(あつあつ)”の交歓会
●「宝光島」の誇り胸に地域貢献を


【きょうの発心 懸命な唱題で一家和楽を実現】
御書  深く信心を発して日夜朝暮に又懈らず磨くべし何様にしてか磨くべき只南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを是をみがくとは云うなり(一生成仏抄、384ページ・編22ページ)
●信心の実践で、心を磨いていくように、と教えられています。
●1961年(昭和36年)に一家で入会。中学生のころに信心に反発しましたが、女子部の先輩が何度も激励に来てくれたことが今も心に刻まれています。
●“どんな苦難にも断じて負けるな!”との指導に心を打たれ、“生涯、信心を貫き通そう”と誓いました。
●苦しい時にこそ、「深く信心を起こす」ことが大切だと教わり、懸命に唱題を。その中で、父への感謝が湧き、自身の接し方が変わると、家庭内の雰囲気も一変し、やがて一家和楽を実現することができたのです。
●今まで受けてきた恩に報いるためにも、祈りを根本に人材を育て、異体同心の新川池田県を築いてまいります。


【生活ワイド 更年期障害
●ピークは女性=50歳前後 男性=60歳前後
 ホルモン補充療法が効果的
●重要なホルモンが激減
●多くは月経異常から
●他の病気の可能性も
●男性は症状のある診療科へ


【文化 「さわる博物館」めざして 国立民族学博物館広瀬浩二郎准教授に聞く】
●もともとは、視覚障害者にも、博物館を楽しめるようにできないかということがきっかけでした。しかし、この課題に取り組む中で、見えている人にとっての「さわる感覚」について、考えるようになりました。ふだんは意識しないことかもしれませんが、さわる体験を通して、忘れていた感覚を取り戻してもらいたいのです。
●まずは、実際にさわることで、何かを感じてほしいのです。一般的に視覚は、多くの情報を得る手段となっています。そのことによって、私たちは視覚に依存しすぎているのです。それが、目をつぶって、さわってみるとよく分かると思います。
 見ると、一目で全体像を把握できるでしょう。さわるだけだと、手を置いた10センチ四方の情報しか分かりません。一部の情報を組み合わせて広げ、全体像を作っていくのが触覚の特徴です。まるでパズルを解いているかのような感覚を味わうことができるはずです。
●硬いと思っていたものが柔らかかったり、冷たいと思っていたものが温かかったり、重いと思っていたものが軽かったり。私たちは見た目にだまされてしまうケースも少なくありません。視覚という情報を減らして触覚に集中することで、驚きとともに呼び覚まされる不思議な感覚を抱いてほしいのです。