わが友に贈る・寸鉄・名字の言 他

2012年10月3日(水)更新:4
【わが友に贈る】
 青年の気迫が
 時代の流れを作る。
 立正安国の大理想へ
 「やらんかな」の心で
 張り切って進め! (聖教新聞 2012-09-30、以下同)


寸鉄
SGI会長は文化と教育の力で人類の精神性を高めた―識者(フィリピン)。平和指導者に続け
●「皆を味方にすることが広宣流布だ」恩師。勇敢に誠実に。仏縁を広げよ
●全国の「統監部」の皆様に感謝!創価万代の礎を築く聖業。福徳は三世に
●新入社員の気質「真面目だが受け身」と。挑戦ありて青年。雄々しく挑め
●交通事故死0目指す日。運転中の携帯操作は車も自転車も厳禁。皆で注意


【名字の言】
●「あの月のように円満な人格に、英知を輝かせてほしい」と、名誉会長は学園生に期待を寄せた。
 仏典では、仏の振る舞いや威徳などの譬喩で、満月が多く用いられている。日蓮大聖人は、仏の境涯について、「仏は四十二品の無明と申す闇を破る妙覚の仏なり、八月十五夜の満月のごとし」(御書1043ページ)と、「十五夜の満月」に譬えられている
 十五夜の今夜は中秋の名月。古来、1年の中で最も愛されてきた観月(かんげつ)である。闇夜を照らす月天子のように我が心を磨いていきたい。
 

核兵器なき世界へーー第153回 広島学講座 国際通信社IPS サビオ名誉会長が講演】
サビオ名誉会長は、核をはじめとする世界の大きな問題の根底には偽善と貪欲があると強調。心ある人々の努力を思い起こし、一人一人が今いる場所で行動を起こすことが変革の力になると訴えた。
 また池田SGI会長の「SGIの日」記念提言に触れつつ、「たとえ核兵器が使用されなくても、生命軽視の根本的な衝動を打破しなければ、民衆が犠牲となる悲惨な戦争が繰り返される」と指摘。
 新たな価値を創造しゆく創価平和運動に期待を寄せた。


【名誉会長と共に今日も公布へ(33)】
●我らの目的は、広宣流布であり、世界平和である。
 その大きな目的を達成するには、地道な積み重ねが大事だ。少しずつでもいいから、全体が前進する。そういう学会を築くのだ。簡単なようで一番難しい。それをやれるのが一人前の指導者である。
 何より、最前線の人を褒め讃えることだ。わが心に師弟の魂を燃やして進むのだ。
 戸田先生は叫ばれた。
 「正義は絶対に勝たねばならない。創価学会は、正義の中の正義の団体である。ゆえに、絶対に勝たねばならない。勝ってもらいたい。永遠に勝ち抜き、勝ち誇って、一生を送ってもらいたい」
 猛然と信心で立ち上がってこそ、宿命転換できる。わが使命を自覚すれば、魔は退散する。同じ戦うならば、「どうだ!」と胸を晴れる、勝利の晴れ姿を見せるのだ。


SGI短信 マレーシア少年少女部の季刊紙が誕生】
●池田SGI会長は、創刊号に寄せた序文の中で、「正義のために行動する勇気あるリーダーに、人類の平和に貢献する英知の指導者に」と念願。


【今こそ立つ時 岩手で大会 御書研鑽も】
●「時代を変える時は今!信頼の絆を強く」
●「弟子が師匠と同じ広布の責任感に立ち、いかなる困難をも乗り越え、師に勝利の報告を」


【大願に生きよ タイで教学研修会】
●「願くは我が弟子等・大願ををこせ」
●多くの友の悩みを受け止め、より大きな困難に挑み、広宣流布に立ち上がっていくことが「大願に生きる人生」であり、それが自身を強くし、幸福にしていくことを胸に刻んだ。
●「今こそリーダー一人一人が真剣に学び、師弟不二の心で、タイ広布の新時代を切り開いていこう」
●自身の変革を促す創価人間主義こそ、無力感がはびこる社会を変える希望であり、その主役こそ妙法を持った青年であることを確認し合った。


【正義の岡山が大師子吼月間】
●「“前へ、それでも前へ”と範を示された先生に続き、圧倒的な友情拡大で岡山は勝ちます」


【6紙トップフォーラム 21世紀は東北の時代 大震災を越えて理想郷の構築を】
●「毎年、最良の作物を生み出す秘訣は何か。それは、ライバルでもある近隣の人々に、快く良質の種を分けることであった」「賢哲の言に『人のために火を灯せば・我が前も明らかなり』とある」
 他者に尽くせば、共に未来が明るく広がる
●「『食は命』です」「秋田は、食を支え、命を守ってくださる日本の宝土です」
●災害から立派に再生を果たし、日本の食を守っていくことは、秋田のみならず、東北全体の使命であると思います。
●「希望は世界の柱なり」
●郷土の一人一人の不屈の負けじ魂が希望となって、世界の柱となる

〈困難と人材〉
●未来の東北を築く主人公は、どこまでいっても人間自身であり青年や子どもたちです。
●「十年先を思うならば、木を育てよ。百年先を思うならば、人を育てよ」
●秋田は教育県だからもっともっと人を育てよ――。全くその通りだと思います。
 困難に打ち勝っていけば、東北から素晴らしい人材が出てくる。100年先といわずに、30年先には東北からこの国を背負うリーダーも出てくるのではないでしょうか。
●いつもうれしく思うのは、名誉会長は励ますんですね。それも、褒めて励ます。人間を奮い立たせるということを本当に心得た方だなあと思います。
●「白河以北一山百文(しらかわいほくひとやまひゃくもん)」との蔑みに対して、「負けてたまるか」と闘ってきたのが、東北です。若い人たちも、こうした歴史をぜひとも勉強し、発奮材料にしていただきたいですね。
●震災に関するさまざまな話を聞かれた池田名誉会長は、言葉を失う残酷な大災害であったが、その中でも希望を見いだしたと言われました。それは「行動する青年たちの熱と力である」と。「青年が立ち上がるところ、そこから太陽は昇る」と青年に熱い期待を寄せられています。
 私たち東北は力を合わせ、後世から顧みて「あの時、東北から新たな人間中心の文明の構築が始まった」と言われるような挑戦をしてまいりたいと思います。


【“真心”が技を光らせる 誓いを胸にさらなる高みへ 「京友禅」の図案家 燃える職人技】
●「一輪の花でも、花びらの大きさや形、傾きなど美しさの表現は無限。一つとして同じものはない。いい加減な作品を、次の工程の職人に託すわけにはいかないから、絶対に妥協しない。一筆一筆に魂を込める。心のブレが線に出るから、真剣な祈りが欠かせません」
●“まずは10年が勝負”と決め、がむしゃらに筆を振るった。
 だが――。次々と舞い込む仕事をこなすことで精いっぱいに。
 次第に筆が乱れ、絵が荒れていった。どうすればいいか分からなくなり、描く喜びすらも薄れていく。
●記念行事などの際、会館を飾る設営物の制作に携わるようになった。
●毎回、皆が口々に言った。
 「これで池田先生、会員の皆さんに喜んでもらえるかな?」
 ある時、ハッとした。
 “俺は技術におぼれ、職人として一番大切なことを忘れていた。真心だ!喜んでもらいたいとの純粋な思いを失っていたんだ”
 “心を磨く”との強い決意で学会活動へ。
 筆を握る時、着物を着た人の喜ぶ笑顔を思い浮かべた。
 「やがて、筆の乱れが消えたんです。『すべては信心の二字のなかに収まる』との池田先生の指導を心から実感しました」
●「京友禅は、心を潤す美しさを求め抜く創意から、多くの技法が生まれ、時代と共に発展してきました。受け継がれる“伝統の技”を輝かせていくために、学会で学んだ“真心”に徹し、自身の限界に挑み続けていきます」