御書とともに 断じて屈しない人生たれ

2012年10月12日(金)更新:2
【御書とともに 名誉会長が指針を贈る〈92〉】
 各各師子王の心を取り出して・いかに人をどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし、彼等は野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり (聖人御難事、1190ページ)

〈通解〉 あなたがた一人一人が師子王の心を取り出して、どのように人が脅そうとも、決して恐れてはならない。師子王は百獣を恐れない。師子の子もまた同じである。彼ら(正法を誹謗する人々)は野干(狐などのような、よく吠える小型の獣)が吼えているのと同じである。日蓮の一門は師子が吼えているのである。

《同志への指針》
 正しい信仰とは、人間を限りなく強くすることだ。
 「師子王の心」は、この自分自身の生命の中にある。題目を唱える人は、誰でも必ず「取り出(いだ)して」いけるのだ。
 師子王の心を取り出せば、狐が吠えるような悪口など恐れることはない。いかなる試練にも、断じて屈することなく、誇り高く悠々と生き抜いていくのだ。
   (聖教新聞 2012-10-12)