寸鉄・東北福光新聞・スタートライン 他

2012年10月29日(月)更新:2
【中国の私立大学の雄 上海杉達学院が池田大作名誉会長に最高顧問称号】
人間主義の教育を根本に、半世紀以上にわたり世界平和を推進してきた業績を讃えたもの。
●李院長は、名誉会長が主張してきた通り、人類の平和と共生の時代を築くため、何よりも学術・文化の交流が大切であり、人間を変えるのは教育の力であると強調した。
●今、求められる人材とは「開かれた心」と「優れた人格」を備えた人間である(名誉会長の謝辞〈代読〉、以下同)
●青年の成長は、育てる人間の情熱と愛情と真剣さで決まるとし、ここに教育の真髄があると力説。
●「学問こそ人間性の究極の道」「学問こそ平和と人道の光」
   (聖教新聞 2012-10-27、以下同)


【わが友に贈る】
 信心は「心」で決まる。
 喜び勇んで進めば
 成長も大きい!
 功徳も大きい!
 さあ打って出よう。


東京富士美術館で美との出あい 常設展「ルネサンスから印象派まで」〈5〉 ブリューゲル「農民の結婚式」】
●画面からは結婚式の楽しい雰囲気が伝わってくる。


寸鉄
●学会青年は世界に慈悲の精神を回復させる―博士(イギリス) 新しき人材(ニューパワー)の躍進に期待
●きょう滋賀青年部の日。常勝の魂を継ぐ湖国の勇者よ! 広布の先陣を切れ
●「女性の責任感と鋭さがあれば学会は盤石」恩師。幹部(リーダー)は心に刻み尊敬せよ
●いじめの発見・抑止には「小まめな調査有効」と。子どもに寄り添う社会を
●「文字・活字文化の日」 人間主義の論陣こそ本紙の使命。紙面の充実更に


誓願の北陸に人材の大城 名誉会長の初訪問から55周年 石川 富山 記念の集い朗らかに】
●この年、夕張炭労事件と大阪事件が勃発。名誉会長は、戸田第2代会長と学会を守るため、ただ一人、権力との闘争の矢面に立った。北陸を訪れたのは、そうした嵐の中でのことだった。
●「如来の使いだ。誇り高くあれ」
●「わが偉大なる『誓願の同志』たちよ!」
 『誓(ちかい)』とは、歴史をつくる『力』である。
 『誓』とは、暗闇を照らす『光』である。
 『誓』とは、邪悪を破する『剣』である。


【東北福光新聞】
〈希望を紡ぐ日々 故郷の復興を諦めない!愛情を込めて育て続けた牛たちに応えるためにも。〉
●「信心している限り、どんな時だって希望はゼロじゃないですよ」
●牛舎では、正気を失ったように牛たちがうなり声をあげている。みどり(※牛の名前)は寄りつこうともしない。
 「なんだか、みんな、私に裏切られたと怒っているみたいで」。与えた水と餌をむさぼる姿に、胸が張り裂ける思いがした。
 しばらくして、野生化した家畜の監視人員として、市から警戒区域への入域許可が下りた。家畜を見回り、残ったわずかな時間、自宅で給餌(きゅうじ)に当たる。行くたびに、「これが最後かも」と、後ろ髪を引かれる思いだった。去り際に聞こえる鳴き声が、何かを訴えているようで悲しかった。
●ただ、住むことすら許されない場所であることも事実だ。「川房はもうだめだ」という諦めの声もあがる。
 それでも志賀さんは力を込める。「諦めないですよ。あの光のない中で、牛を生かす道が開けたんですから。これから新しい第三の人生ですね(笑い)。大丈夫。『一念、岩をも通す』ですから!」


〈明日を祈る 「誰も独りにはしないと同志と共に励ましに走る」〉
●「今になって、失ったものを何度も振り返る人もいます。津波にのまれた恐怖や、避難の際に見た遺体が、残像となって脳裏によみがえることもあるそうです。表面上は分からないですが、誰もが心に痛みを抱えているのは紛れもない事実です」
 「一方で、うれしいことに元気になっている方が増えています。座談会で、婦人部が集まれば、それこそ笑いが絶えません。多宝会の方は『戦争の時より、物があふれていて幸せだ』と、たくましく語っておられます。何より、この震災で多くの人に励ましていただいたので、『今度は私たちが励ます側になろう』と皆で誓い合っています」
●「最近、気になっているのは仮設住宅以外で独居生活をしている方です。大槌の仮設住宅では、ボランティアの方が多く来て、交流の場がたくさん設けられています。それに比べて、独り住まいの方は、人と触れ合う機会が少ないようにも思えます」
 「こういう時ほど、学会の同志は頼もしいです。頼まれたわけでもないのに、勝手に激励に訪れ、会合にも引っぱり出すでしょ(笑い)。地道なんですけど、日ごろの活動の大切さをつくづく痛感しています」


【きょうの発心 青年学会の“妙音”を響かせ】
御文  知恩をもて最とし報恩をもて前とす世に四恩あり之を知るを人倫となづけ知らざるを畜生とす(聖愚問答抄、491ページ・編285ページ)
通解 (聖人は)恩を知ることを最高とし、恩を報ずることを第一としてきた。世の中には四つの恩がある。これを知る者を人倫(人の道に適った人間)と名づけ、知らない者を畜生という。
●恩に報いる生き方にこそ、偉大な人間としての完成があると仰せです。幼いころ、父は未入会で、信心に反対していました。学会活動から帰った母に、「学会と家族のどっちが大事なんだ」と詰め寄る父。母はやっとの思いで「両方……」と。私が活動をするようになっても、父は変わらず。“一家和楽”は遠いものに思えました。
 そんな中、この御文に出合い、“今の自分がいるのは、両親、そして師匠・池田先生のおかげなんだ”と気付き、報恩の人生を歩むことを誓いました。
 その後、誠実に地道に父と対話を。やがて父の学会理解は進み、「お母さんに迷惑をかけたし……」と、入会。現在、父は壮年部の第一線で喜々として活動しています。先生・奥様や同志の皆さんに支えられ、一家和楽の家庭を築くことができました。


【スタートライン 映画「北のカナリアたち」が問い掛けるもの 女優 吉永小百合さん 監督 坂本順治さん】
●坂本 映画では、教師と教え子が再会するまでの「空白の20年」がほとんど描かれていません。でも、見る人に「この人はこんな気持ちで生きてきたのだろう」と想像してもらえる「今」を表現している。それができる力をもったキャストを選ばせてもらいました。
●吉永 今回、私は彼、彼女たちの姿に学びました。6人は、ぽっと撮影現場に来たかのように見えて、本当はものすごい下準備をしていたんですね。歌に少し苦手意識がある人がいたようなんですが、その一人のために何人かで練習していたとか。森山未來さんは舞台となった島を撮影前に訪れ、実際に歩いて空気を感じ取ってきていた。心からうれしかったし、私も負けてはいられないなと思いました。
●坂本 若い人に大事なのは想像力だと思うんです。僕自身、思春期から自己顕示欲が強くて、周りが見えずにいた。登校拒否だったり、自傷気味の自分で、このまま大人になっていいのかと自問自答してきた。でも映画と出あい、想像力を必要とするようになって、思春期の自問自答が役に立っているのかなと思います。
 今、難しい「いじめの問題」にしても、目に見えるものだけじゃなくて、「必ず誰かが自分を愛してくれている」ということを想像できるかが大切です。いじめられている人も、いじめている側も。
●吉永 人間は一人じゃない。それを忘れないで
●「生きている」―そのことを実感してほしい
 ※11月3日(土・祝)から全国ロードショー