寸鉄・地域紀行・未来部育成のページ 他

2012年11月15日(木)更新:4
民音創立50周年 日本・アルゼンチン修好115周年を記念 ドラマチック・タンゴ明年1〜3月 全国36都市で】
〈新黄金世代のマエストロ ニコラス・レデスマはじめ最高峰のアーティストが終結
●“人類共通の宝である最高の音楽を、民衆の手に届くものに”との創立者・池田名誉会長の理念のもと、半世紀にわたり世界の人々の心を音楽で結んできた民音
 中でも「民音タンゴ・シリーズ」は、本番アルゼンチンからタンゴ界をリードする最高峰のアーティストを招き、日本中のファンを魅了してきた。
 演奏・歌・ダンスを高いレベルで融合させたシリーズ「ドラマチック・タンゴ」。
   (聖教新聞 2012-11-08、以下同)


【英知の光!イギリス学生部】
●池田SGI会長が学生部に贈った「大白蓮華」6月号の巻頭言などを教材に、学生部の淵源を確認。英知を磨き、平和貢献の人材に成長しゆくことを誓い合った。


【わが友に贈る】
 地道に奮闘する ヤング・ミセスの友に 感謝と励ましを!
 貴女の太陽の輝きが 創価の未来を開く!


オバマ米大統領が再選 池田大作SGI会長が祝電】
●祝電の中でSGI会長は、「貴国は常に、世界の平和と安定を牽引する重要な存在であります。善き人々と手を携え、貴殿が大統領ご就任当時から掲げ、取り組んでこられたビジョンである『より公平な社会』『環境保護』『核兵器なき世界』が実を結びますことを願っております」と期待を寄せた。


【ブラジルABC連邦大学で環境展示「希望の種子展」】
〈大学総長「人類的課題を熟考する好機」〉
●コマル副学長は「より良き未来を築くため、SGIが推進する希望の種子展とわが大学は、まさに同じ目的を共有していると言えます」と力説。
 ヴァウデマン総長は祝辞を述べた。
 「20世紀における人類的規模の大きな課題は、『貧困の撲滅』と『持続可能な開発』『環境問題』でした。本展には、これらのテーマが全て取り上げられており、私たちに熟考する良い機会を与えてくれます。7000人の学生が学ぶ本学は、21世紀の“希望の種子”を植えゆくにふさわしい場所であると確信しています!」


東京富士美術館で美との出あい 常設展「ルネサンスから印象派まで」〈7〉 フリンク「犬を抱く少女」】
●豪華な白いドレスと淡い緑色のケープに身を包んだ、まだあどけなさの残る少女。その腕には気持ち良さそうに眠る子犬が抱かれている。
 左上からの効果的な光によって、少女の顔が美しく照らし出され、繊細な衣装や宝石の材質感も見事に浮かび上がる。


寸鉄
SGI会長の教育哲学は平和を創出する確かな羅針盤―識者(ブラジル)。後継の青年は陸続
●きょう「奈良の日」40周年常勝関西の柱たる友よ! 金剛の団結で永遠の都を
●人間は、剛毅と不屈によって幸福なのだ―哲人(キケロ)。人生も信心も断じて勝て
●信なき言論、煙の如し。創価の対話運動こそ時代と社会動かす革新の力だ
●交通事故を絶対に起こすな!焦り・油断・慢心を断て。深き祈りから出発


【地域紀行 中越地震を越えて 新潟 小千谷市 愛する同志の笑顔のためにと】
東日本大震災の発生直後だった。
 「おにぎりをつくろう!」――新潟の学会員の家々で、炊飯器が一斉に蒸気を吐く。炊きたてのご飯をつかんだ手のひらは、すぐ真っ赤に。それでも握って、握って、握り続けた。その数1万5000個以上。
●ある婦人は、おにぎりを包む時、走り書きの手紙を添えた。「私も中越地震で被災しました。必ず、変毒為薬できます。負けないで!」
     ◆◇◆
●あれから8年――特に大きな被害を受けた地域の一つ、小千谷市に車を走らせた。
●「震災があったなんて思えないでしょう?」――近藤さん(本部長)が、小千谷平和会館で出迎えてくれた。「学会員も、そうでない人も、当時は大勢ここに避難してきてね。200人近くいたかな」
 余震の恐怖。先行きの見えない不安。食料も、水も、電気も、情報も、足りているものなど何一つなかった。
 「でも」。近藤さんは笑みを浮かべた。「『希望』がありました。池田先生から、同志から……。忘れませんよ、何年たっても」
     ◆◇◆
●あの日――佐藤さん(第2新潟総県長)が小千谷平和会館に駆けつけた時、そこは「野戦病院のようだった」。
 あふれかえる被災者。余震のたびに上がる悲鳴。漆黒の闇に響く消防車のサイレンが不安を一層、募らせる。
●一睡もせずに迎えた翌朝、池田名誉会長からお見舞いの言葉が届く。被災された方々に「希望の励ましを」と――。
●昼には、50キロ離れた三条市等から、男子部の救援隊が悪路を越え、救援物資を手に到着。「他に必要なものはありませんか!」。2便、3便と続く。さらにバイク隊が、支援の手が十分に行き届いていない避難所等にも物資を配って回った。佐藤さんらも友の安否確認へと走った。
 3日後の26日。本紙に名誉会長の和歌が掲載される。
 「祈るらむ/ただひたすらに/祈るらむ/愛する同志の/笑顔のためにと」
 新聞の配達も、ままならない時である。高橋さん(第2新潟総県婦人部長)は和歌のコピーを抱きしめた。
 自宅が全壊した婦人が、ずっとうなだれていた。「どうして、こんな目に…」 高橋さんは、その背中に手を当て、ほほ笑む。「私の家も、なくなっちゃったんだ」
 ぴくんと婦人の肩が動く。
 「大丈夫。一人じゃない。先生も、祈ってくださってるよ」
 とはいえ――現実は過酷だった。発災から3週間。気力も、体力も、限界を越えようとしていた。
 そんな時だった。11月度の本部幹部会が行われた。

《「負けるな!」》
●スピーチの冒頭、名誉会長は参加者に呼び掛けた。
 「皆で、新潟の同志に、『新潟、頑張れ!』『中越、負けるな!』と声援を送りたいと思うが、どうだろうか!」
 友が拳を振り上げ、力の限り叫ぶ。「新潟、頑張れ!」「中越、負けるな!」「みんなで健康を祈っています!」
 海外65カ国・地域から集った250人のSGI創価学会インタナショナル)メンバーも、慣れない日本語で唱和する。何度も、何度も!
 その様子が小千谷平和会館にも中継された。全員がくぎ付けになった。
 まだ、余震は続いている。生活再建の見通しも立っていない。それでも――。
 支えてくれる人がいる。苦しみを分かち合ってくれる人がいる。日本中、世界中に。「これが『同志』なんだよ」と名誉会長。
 今まで抑えていた感情が、涙となってあふれ出た。
     ◆◇◆
●今、誰もが“絆”という言葉を口にする。「でもそれは、一朝一夕に結べるものではありません」。小千谷市の復旧の指揮を執った関広一前市長には、思うところがある。
 「日頃から支え合う関係を築こうとしているかどうか。その行動に人の“生きざま”が表れます。学会の方には、ぜひ頑張っていただきたい」
●「喜びも苦しみも分かち合える地域」
●復旧に全力を尽くす一方、始めたのが秋の「文化祭」と「芸能祭」。歌に、踊りに、絵画展……。子どもから高齢者まで420世帯の住民が力を合わせ準備に当たる。結果は大盛況。同じ目標に向かって励まし合う中でこそ、育まれる連帯感がある。「学会で教わったことですよね」
●町内は高齢化率が高く、寝たきりの親がいる世帯も少なくない。「もっと互いの悩みを共有しよう」。今春、町内で防災セミナーを開催。50人の友人が参加し、緊急時の対応を確認し合った。住民の1割が本紙の購読者である。
     ◆◇◆
●7年前に夫を事故で亡くした。「私がしっかりしなきゃ」と気丈に生きてきたが、小千谷には知人もいない。不安で胸が張り裂けそうだった。
 小千谷の同志は、すぐ駆けつけてくれた。「何でも相談して。創価家族なんだから」
 希望の火がともった。それまで消極的だった学会活動にも挑戦を始めた。
 中越地震を越えた友の強さに学んだことがある。「苦しみを苦しみのままで終わらせない。それが信心なんだ」
 今春、大和田さん(婦人部員)は明君と福島へ戻った。看護士の仕事に復帰したのだ。「今度は、私が誰かを支えよう」と。
 迷いはない。どこに行っても、同志がいるから。
     ◆◇◆
●取材を終え、会館を出た。後ろを振り返る。見送ってくれたのは、友の笑顔、笑顔、笑顔――。
 「どうかお伝えください。池田先生に、同志の方々に、『小千谷は元気です!』って。東北の皆さんに『負けるな!』って」


【きょうの発心 経営難を克服し社会で実証示す】
御文  詮ずるところは天もすて給え諸難にもあえ身命を期とせん(開目抄、232ページ・編462ページ)
通解 詮ずるところは諸天も私(日蓮)を捨て給え。難にいくら遭おうとも問題ではない。身命をなげうって正法弘通にまい進するのみである。
日蓮大聖人が流罪地の佐渡で、妙法弘通への御覚悟を述べられた御文です。
 1985年(昭和60年)の大みそか、私は交通事故を起こしてしまい、目の前が真っ暗になりました。その時、同志が一緒に祈り、励ましてくれたことは、生涯、忘れません。宿命と向き合ってくれた両親、妻にも感謝の思いでいっぱいです。“皆に心配をかけた分、必ず恩返しをしよう”と誓い、保険代理店の仕事と学会活動に全力で励みました。
 しかし、全てが順調に進み始めた矢先の2001年、仕事が経営難に陥ったのです。“絶対に負けない! 必ず宿命転換してみせる”と歯を食いしばり、池田先生の指導とこの御文を抱きしめながら、取引先を一軒一軒、訪問。徐々に信頼を回復し、いくつもの再契約を結ぶことができました。その後は毎年、営業成績で全国表彰を受けるように。一昨年からは、会社の代表を務めています。


【翔(はばた)く新会員 失敗しても、常に挑戦 自分らしい人生を歩む レゲエダンサー 東京都 佐々木宏文さん 世界を舞台に躍動】
●祈ると、どんなに忙しくても自分のリズムができるというか、次々に出てくる問題に、振り回されることなく、どう手を打てばいいか、冷静な自分がいて。


【TOWARD 2030 未来部育成のページ 師の心を伝えよう!後継の子どもたちに】
●“頑張ってるお父さん、お母さんって大好き!”


《育成の心掛け》
(1)よい本を読み聞かせる
(2)本幹は一緒に参加する
(3)活動の喜びはすぐ伝える