「無冠の友」から今日は始まる

2012年11月25日(日)更新:5
【池田名誉会長 桂冠詩人の世界 尊き配達員の皆様に 心から感謝・合掌】
 今日も 僕は起きる! 今日も 私は走る!
 自分自身の戦いのために 勇んで起きる。 そして 外に飛び出す。 それが 最も尊い 偉業であるからだ。
 私は 地味な道を 今日も走る! 私は 誰も見ていない丘陵を 今日も上る! 私は 今日も 泥沼の雨の中の 労苦の道を走る!
 厳しい 身も震えゆく冬の道。 ここにも 大変な貧苦の同志がいる。 世間は見向きもしなくとも しかし 私は 厳(おごそ)かにして そして優しく 希望の手紙を入れる。
 夜明け前の星空。 朝の清々しい大気。 静寂(しじま)の平和な道。 これは すべて 僕のものだ。 私のものだ。
 諸天は 君の地道な行動を 知るがゆえに 最大の賞讃を贈るにちがいない。 来る日 来る日の 君の行動は 進歩する時代を 開きゆく使者なのである。
 幸福は 人から与えられるものではない。 自分自身で決めるものだ。 結実するものだ。 そして勝ち取るものだ。
 長年にわたって 配達を続けてくださった 多宝会の方々の功労! 尊き婦人部の方々の 自転車のペダルの音! 壮年部の あの足跡! 女子部の あの健気な生命! さらに 多くの青年たちの 攻防戦の振る舞い! そして すべての同志の 高貴なほど尊い心の 努力の姿!
 難儀な労作業に 身を捧げゆく あの忍耐と使命の 闘争の姿は まさしく 菩薩である。 仏の力用を持つ 正義の使者である。
 「無冠」とは「創価」! 「創価」とは 「無上道」という 仏と同じ境涯の道を 創り歩むのだ! 低次元の毀誉褒貶に奔走して 血迷っていくような道は歩まない。 それは 人生の最極を生きることだ! それは 仏法の真髄に生きることだ! 人生の永遠の勝利の 究極を歩むことだ!
 今朝も また 私と妻の一日は 無冠の友への 感謝の合掌から始まる。
 (「広布の使者『無冠の友』の皆様に贈る 希望の道 栄光の朝」より)


●毎朝、広宣流布の夜明けを開く「無冠の友」の歩み。皆様の尊き労苦に感謝し、今日もスタートしたい。
   (聖教新聞 2012-11-25)