2013年 社会本部 地域本部の活動・認知症3段階ケア 他

2013年1月24日(木)更新:4
【グアム準州がSGI発足38周年を祝賀 1月を「平和の月」に 議会は慶祝決議】
●美しい自然に彩られたリゾート地として親しまれるグアム。一方で、植民地支配と太平洋戦争の戦禍に蹂躙された歴史を持つ。
●「皆さん方は、どうか、自分自身が花を咲かせようという気持ちでなくして、全世界に妙法という平和の種を蒔いて、その尊い一生を終わってください。私もそうします」
 以来、グアムのメンバーは「核兵器廃絶への挑戦」展などの展示をはじめとする平和運動を地道に展開。師の指針を胸中に輝かせ、社会に人間主義の思想を広げてきた。
●リベラ市長があいさつした。
 「池田会長は、平和の世紀は戦争に苦しんだ地から開幕されるべきであると、ここグアム島を第1回『世界平和会議』の開催地に選ばれました。以来、香峯子夫人と共に世界中の識者と対話を重ね、平和・文化・教育の理念を胸に基本的人権の保護を推進されてきたのです」
●「38年前にグアムで灯された平和の火が今、192カ国・地域、1200万人を超える連帯となり、世界に広がった事実を誇りに思います」(カルボ知事)
●「池田会長夫妻は、60年以上にわたり創価学会のリーダーとして平和・文化・教育に尽力され、一人の献身が世界を変えるという啓発的な模範を示されました」 (決議書)
   (聖教新聞 2013-01-22、以下同)


【わが友に贈る】
 各地で道路が凍結。
 転倒しないよう
 足元に十分に注意を!
 車のスリップ事故も危険。
 配達は無事故第一で!


【広布の騎手! 音楽隊 鼓笛隊 新隊員を募集】
●「広布の楽雄」「平和の天使」の誇りを胸に、職場や学校で実証を示す友。信心根本に技術と人格を磨き、各種コンクールや地域のパレードなどでも見事な活躍が光る。


シナノ企画の新作DVD 共に立ち上がる力 「同苦」の心】
●映像の中で、池田名誉会長は呼び掛ける。
 「創価学会も、大衆の現実の一人一人の苦悩に、『同苦』してきました」
 そして名誉会長は、学会員と共に「ただ、民衆を幸せにしよう。救おう」と誓い、友のために尽くし抜いてきた真情を語っている。
●重い病、不慮の事故に直面した同志が、名誉会長の心に触れ、力強く立ち上がっていく軌跡を収めている。


大白蓮華2月号 名誉会長が巻頭言 「仏の会座」から和楽の前進を】
●皆が仏法を学び、仏の歓喜の命を輝かせて、生まれ変わった息吹で出発できるのが座談会である
●現実と苦闘する求道の友を真心で迎え、出席できない同志にも心を砕きながら、伝統の2月、座談会と共に常勝の行進を愉快に開始しよう


寸鉄
SGI会長は平和の文化創出の開拓者。後継の青年部に期待―総裁(アルゼンチン)。不滅の潮流
●埼玉・戸田が怒濤の大攻勢!皆が勝利を祈り待つ 熱き心で勇敢に語り抜け
●きょう「高知青年部の日」師弟共戦の使命輝く若人よ。広宣流布の魁と光れ
●御聖訓「日蓮が一門は師子の吼るなり」。確信の声こそ社会変革の原動力。
●広布の指導者はスピードをモットーとせよ―恩師 迅速な対応を真心こめて


【ふるさとUターン 創価大学同窓の友(6)山梨県 何かで「日本一」を目指せ】
〈郷土に希望を!創価教育を実践〉
●この町には、民話劇などの伝統文化を受け継ぐ“名物小学校”がある。
●「いずれ閉校でしょう」との失望の声が上がる中、澤登さんは、手作りの学校紹介のパンフレットを携えて各地を回った。学区内の全世帯を訪れ、ラジオや新聞でもアピールした。結果、山村留学などにより、児童数は4人から13人に。徐々に増え続けている。
●“私が君たちのために舞台を作る。だから今は徹して学ぶんだ!”(創立者
●身近な郷土を出発点とする創価教育の思想を実践しようと、廃棄物に埋もれた古墳の保全、ホタルの保護・飼育など、地域に根ざした環境教育を試み、表彰を受けたことも。
●「教師こそが、最大の教育環境」

〈花火屋を経営 社会にも貢献〉
●校内で創立者との出会いが。立川さんは思い切って式典後の祝賀会への出席をお願いした。
 固く握手しながら、じっと目を見つめる創立者。そして温かい声で「わかったよ」と。翌日、創立者は約束を果たした。「学生を大切にされる姿に心から感動しました」。“生涯、創立者と共に”と誓った青春の原点だ。
 花火屋「タチカワ」の向かいには、立川さんが事務局長を務める花火資料館がある。かつてそこは、黒煙を憤くゴミ焼却場。住民の要請で、立川さんが撤去運動の先頭に立ち、皆で力を合わせて文化資料館に一変させた。
●「自分の会社だけではなく、地域を繁栄させたい」

〈果物の魅力を多くの人々に〉
●フルーツで体質が改善したことがきっかけで、今の道を選んだ。「私を変えてくれた果物の良さを、多くの人に伝えたいと思ったんです」
●「君よ、君自身たれ」(創立者

〈地域密着の自動車解体業を営む〉
●地元の消防団の一員でもある。サイレンが鳴れば、すぐさま近所の詰め所へ。先月も消火活動に貢献した。
●“人権闘争の電源地たれ”(創立者
●社会変革の使命を託された創大出身の誇りを胸に、今は「地域の柱に」と奮闘する日々だ。


【新・人間革命 法旗 四十一】
●羽生直一は、仕事では“お客様へのきめ細かな対応”を心がけてきた。学会活動でも、それを実践した。
 たとえば、日々の活動が忙しいと、病魔と闘っている人などへの激励は、後回しになりがちになっていると感じた彼は、そうした同志への激励の日を設けることにした。その日は、重点的に、入院中の人や自宅療養中の人を見舞ったり、高齢で体が不自由な人などを励ますことにしたのである。
●新入会者には、「行学の二道」の大切さを訴え、丹念な勤行指導を行うとともに、一緒に動いて、仏法対話の実践を教えてきたのである。
●伸一が、地元の同志に代わって、丁重に御礼を言うと、羽生は語った。
 「とんでもないことです。頑なでお世辞一つ言えない私ですが、商売も軌道に乗っております。たくさんの功徳をいただきました。広宣流布のため、同志のために尽くせば、必ず守られることを実感しています。御礼、感謝申し上げるのは私でございます」


【2013年 社会本部の活動】
《社会部》
◆スローガン
 信頼と勝利!社会に希望の大光を!

◆3モットー
 一、社会の第一人者に!
 一、対話の名人たれ!
 一、人間主義の太陽たれ!


《専門部》
◆テーマ
 結成40周年 社会に地域に 師弟勝利の金字塔を!!

◆スローガン
 創立100周年へ――我ら一騎当千の陣列で! 師弟栄光の大躍進を!!


【2013年 地域本部の活動】
《地域部》
◆活動テーマ
 地域こそわが舞台 信頼と友情の拡大を!

◆4指針
 一、師弟勝利の地域部
 一、人間革命の地域部
 一、信頼と和楽の地域部
 一、広布のパイオニア地域部


《農漁光部》
◆スローガン
 希望の新時代は我らの農漁村から!

◆モットー
 1、農漁村ルネサンスの騎手たれ!
 2、食の安全を担い立つ賢者たれ!
 3、地域社会を照らす灯台たれ!


《団地部》
◆スローガン
 皆が地域の幸福責任者たれ! 師とともに人間共和の勝利の都を!

◆モットー
 一、生涯青春の勝利者 団地部!
 一、地域貢献の先駆者 団地部!
 一、励ましの人間王者 団地部!


《離島部》
◆スローガン
 広布のモデルは離島から

◆モットー
 栄光の創立100周年へ! わが島こそ 世界の模範の希望島に!!


【介護 認知症3段階ケア 京浜病院 院長 熊谷よりよしさん】
〈中核症状と周辺症状〉
●幻覚や妄想、徘徊、介護への抵抗、焦燥、不潔行動、暴言・暴力などは「周辺症状(BPSD)」と呼びますが、認知症になっても必ず現れるとは限りません。
 周辺症状で最も早いのが、被害妄想です。勘違いから“被害者”になりきって文句を言い、近くにいる家族を“加害者”と思い込むことがよくあります。
●ここで強調したいのは、認知症の介護者が特に苦労することは、「患者の周辺症状によるもの」ということ。
●周辺症状が改善すれば、介護が楽になる可能性が高いのです。


〈自己防衛の「混乱期」〉
●怒りの表情、眉間にしわが寄っている、目つきが険しい
●ベッドや車椅子からの転倒・転落
●意思疎通ができない(話が通じない)
●多動、不穏、興奮、じっとしていない
昼夜逆転、不眠
●被害妄想(盗まれた、いじわるされたと思い込む)

●介護者は、できるだけ患者の好きにさせておくことが理想です。間違いを正そうと否定してはいけません。
●混乱期は、速やかに薬物治療の検討を。
●抗精神薬か中期型睡眠薬を少量投与すると、よく眠れ、症状は数日から1週間程度で鎮静します。


〈甘えやすい「依存期」〉
●困惑した表情、眉間にしわが寄っている、目尻が下がって寂しそう
●怒りっぽい、すぐにカッとなる
●同じ訴えを繰り返す
●寂しがる、悲しがる
●暴言・暴力
●すぐに泣く
●人を呼ぶ、物音を立てる

●介護では、患者の不満や寂しさの原因を取り除きます。さらに、患者を一人にしない、人の声の届く所にいさせる、頻繁に接触するなどを心掛けます。
 依存期は数週間から数カ月。抗精神薬は中止し、抗てんかん薬に切り替えた方がよいでしょう。


〈夢見がちな「昼夢期」〉
●ぼんやりしている、眉間のしわはなくなる、マイペースな笑顔
●病院や施設を自宅だと思う
●独り言を言う
●一人遊びをしている
●職員を家族と間違える
●幻覚・幻視(怖くないものが見える)

●介護者は、無理に幻覚を否定したりせず、患者の“夢の世界”の登場人物になりきってあげましょう。すると患者は、落ち着いた療養生活を送ることができると思います。
認知症は現代医学で完治は難しく、徐々に進行するもの。ならば患者を、楽しく“夢の世界”に浸らせてあげてもよいのではないでしょうか。
 認知症の末期まで、長い昼夢期を穏やかに過ごすことが、本人や家族の幸せにつながると思います。