総本部完成の意義は“万年にわたる世界広宣流布の基盤確立”

2013年2月18日(月)更新:8
【名字の言】
 「画竜点睛」といえば、物事を立派に完成させる最後の仕上げ、を意味する。昔、中国の名画家が竜の絵を描いた際、「飛び去らないように」と、瞳を入れなかった。その話を信じない人々の求めに応じて瞳を加えたところ、たちまち竜は天に昇った――との伝説に由来する▼今、東京・信濃町で「総本部」の建設が順調に進んでいる。建造物は思想の象徴。総本部完成の意義は“万年にわたる世界広宣流布の基盤確立”にある▼先日発表された通り、本年、完成を記念する「署名」が実施され、総本部に永久保管される。名前を記すことは、そのまま、“決意”をとどめることに通じよう▼御金言に「一切の物にわたりて名の大切なるなり」(御書903ページ)とも、「名は必ず体(てい)にいたる徳あり」(同1274ページ)とも仰せである。名前は単に、自他彼此を区別する「記号」にとどまらない。名にふさわしい自分になろう、名に込めた決意を叶えようと努力するところに、価値創造の生き方がある▼「伝統の2月」から、3・16「広宣流布記念の日」、5・3「創価学会の日」へ――。巡り来る節目とともに、広布へ走り、わが生命に崩れざる「勝利の城」を築きゆく。それが総本部を寿ぐ私たちの「画竜点睛」となろう。(糀)
   (聖教新聞 2013-02-18)