“通話革命”されることを提案したいと思いますが、いかがでしょうか

2013年3月8日(金)更新:4
・『信心によって自分の境涯を開き生命を変え人間革命していく以外にない 』
http://d.hatena.ne.jp/yoshie-blog/20160305


【新・人間革命 勇将 十五】
 山本伸一の話は、極めて具体的な、婦人部へのアドバイスとなっていった。
 「実は小さなことですが、本日は電話の使用について、一言申し上げたいと思います。
 電話の使い方、かけ方は、当然、本人の自由でありますが、とかく女性は“長電話”であると言われております。ある壮年は、『妻の電話が長くて困っているんです。もう少し話を短く、簡潔にできないものか』と、ぼやいておりました
 電話で長い話をすれば、通話料も大変でしょうし、家族との団欒の時間を削ることにもなってしまう。したがって、連絡・報告は、できるだけ簡潔に、要を得たものにしていく努力、工夫を心がけるようにしてはどうでしょうか。つまり“通話革命”されることを提案したいと思いますが、いかがでしょうか」
 賛同の拍手が起こった。
 「ありがとうございます!これで、ご主人も、子どもさんも、“わが家も、やっと幸せになれる”と、喜ぶと思います」
 笑いが広がった。
 「また、勤行についても、一つ提案させていただきます。
 夜半に勤行し、長い唱題をされている皆さんも多々いらっしゃることと思います。しかし、長い人生です。健康で、生き生きと広宣流布に生き抜くために、夜は十分な休息を心がけていただきたい。
 その意味から、可能であるならば、夕方のうちに、できるだけ早めに勤行するという習慣を、身につけていくことも必要ではないかと思います。そして夜は、一家の和楽のために、心触れ合う和やかな語らいのひと時をもつなど、有意義に過ごしていただきたい」
 諸般の事情で一様にはいかないまでも、出来る限り、夜は早く休んでもらうとともに、家族との交流を大切にしてほしかったのだ。
 信心を根本とした健康的な生活のリズムを確立することから、“家庭革命”の大きな前進が始まる。そして、和楽と幸福の光彩を放つ家庭は、地域社会を照らす灯台となる。
   (聖教新聞 2013-03-01)