わが友に贈る・寸鉄・太陽の励まし 他

2013年3月29日(金)更新:4
【福島から未来を考える 青年部がユースフォーラム 開沼博 福島大学特任研究員が講演】
●開沼氏は、2年の歳月が流れた今、建造物などのハード面から、高齢者の健康や若者の雇用、子どもたちの学力といったソフト面へと復興の焦点がシフトしつつあると指摘。一人一人が公正な情報に基づき、身の周りからよりよく変えていく視点が重要であると述べるとともに、社会的企業NPO(非営利団体)法人といった新しい民間の力、市場の力を活用することが大切であると語った。
 一方、現代において個人化が進んだ結果、人々と政治・社会を結ぶ「中間集団」が衰退してきたことに言及。震災前から、地域に人と人とのつながりを築いてきた創価学会は、弱者をも持続的に社会に包摂しゆく貴重な存在として今もなお勢いに満ちていると期待を寄せた。
   (聖教新聞 2013-03-29、以下同)


【わが友に贈る】
 新年度の出発へ
 明確な目標を定めよ!
 日々のリズムを確立し
 信心即生活で進め!
 根本は強き祈りだ。


寸鉄
●民衆ほど強いものなし。学会は庶民と共に、庶民の中で発展。原点忘るな  
●東京「目黒の日」40周年。師弟有縁の誇り胸に拡大に先駆!完勝の電源地に
●出会いの季節。爽やかな挨拶で友情の扉を開け。「人の振舞」に仏法の真価
●14年度から高2の教科書15%増と。詰め込みだけでは育たぬ。自主性が鍵
●今や“なりすまし詐欺”は社会問題。宗門の偽相承 “なりすまし法主”も弾劾


【太陽の励まし 池田名誉会長と誓いの同志(とも) 〈24〉東京・目黒 師を護り 10倍戦った天地】
●「先生は苦しんでいる人、困っている人を見抜いて、心に染みこむ励ましをしてくださる。私も続かなければ、と思うんです」

〈碑文谷公園で〉
●生活は苦しく、4歳の長女・まゆみさん(白ゆり長)に知的障がいの疑いがあり、子育てに悩んでいた。
●まゆみさん、次女・さゆりさんと3人で公園を出ると、車が止まっていた。中に知っている幹部の顔があり、頭を下げると、後ろのドアが突然、開いた。
 優しい笑顔の名誉会長が座っていた。車で区内を視察中だったのだ。まゆみさんの顔を見て、名誉会長が言った。
 「この子は福運のある、いい顔をしているね」
 壽さんは思わず「えっ、どこが?」と口にした。
 「いや、いい顔をしているよ。大事に育てるんだよ」。そして、心を見透かしたような名誉会長の言葉が、壽さんの生涯の原点となった。
 「信心していなくたって、いろいろあったでしょう。信心したって、いろいろあるんだよ」「だけど、御本尊だけは絶対だからね」「組織から絶対に離れてはだめだよ」
御本尊だけは絶対――それを名誉会長は、3度繰り返した。握手した手が、ふんわりと柔らかかった。
●「池田先生に言われた通りにやって、ここまで来られました。祈ったことは全部、叶った。疑わなければ、祈りは絶対に叶うんです」

〈声の代わりに〉
●学会から師弟の絆を奪おうと、坊主と反逆者が結託した第1次宗門事件。目黒区の緑が丘に、その中心的人物の寺があった。理不尽な罵倒に、同志は耐え続けていた。
 名誉会長は、この嵐の日々にあっても、たびたび目黒に足を運んだ。
 会長辞任1カ月前の79年3月11日、緑が丘の功労者宅を訪れ、居合わせた女子部の友と記念撮影。
 同年7月31日、同志が営む自由が丘の喫茶店に立ち寄り、婦人部の友らと懇談した。「皆さんが幸せになることが広宣流布です」と。
●男子地区リーダーのやなぎ田さんがマイクを差し出そうとするが、役員がそれを制した。
 “指導してはいけない”と厳しく行動を制限されていたからだ。代わりに名誉会長はピアノに向かった。
 「月の砂漠」「人生の並木路(みち)」「ひなまつり」「さくら」……命を揺さぶるような旋律が、会場に響いた。
 「ピアノを弾かれるリズムが鼓動のように聞こえて。“ああ、先生はお元気だ”と、胸が熱くなりました」とやなぎ田さん。


【新・人間革命 勇将 三十九】
●わが命のある限り、蘇生のための光を送り続けよう――常に伸一は、そう心に決めていた。そこにこそ、最高の歓喜の大道がある。


【きょうの発心 地涌の使命を果たしゆく人生】
御文
 今日蓮等の類南無妙法蓮華経と唱え奉る者は皆地涌の流類なり(御義口伝、751ページ・編1597ページ)
通解
 今、日蓮およびその門下が、南無妙法蓮華経と唱えるのは、すべて地涌の菩薩の眷属なのである。
広宣流布にまい進する人が地涌の菩薩である、との仰せです。
●第1回北海道青年部総会に参加。その席上、池田先生は「虚栄の理論家になるのではなく、不屈の実践指導者に」とスピーチを。これが私の生涯の指針になっています。