教学 “師弟の歴史”の誇り胸に拡大へ

2013年4月4日(木)更新:6
【きょうの発心】
御文
 何なる世の乱れにも各各をば法華経・十羅刹・助け給へと湿れる木より火を出し乾ける土より水を儲けんが如く強盛に申すなり(呵責謗法滅罪抄、1132ページ・編599ページ)
通解
 いかなる世の乱れにも、あなた方を法華経十羅刹女よ助け給え、と湿った木から火を出し、乾いた土から水を出すように強盛に祈っている。
●強盛な祈りが、不可能をも可能にすることを教えられています。女子部時代にこの御文を通し、先輩から指導を受け、以来、胸に刻んでいる一節です。
 かつて私は切迫早産で入院したことがありました。一度は退院したものの、状態が良くならず、不安が募りました。“無事に出産できますように”と、真剣に祈り抜いた結果、無事、長男を出産。感謝と感動でいっぱいになりました。以来、「祈りからすべては始まる」との婦人部の指針が私の原動力になっています。
 その後、夫の転勤で仙台へ。人情厚い同志のなかで、大きく成長させていただきました。
 長男は創価大学大学院を、次男は創大を卒業し、2人とも4月から社会に雄飛しました。全て、師匠のおかげだと感謝の思いでいっぱいです。
 1968年(昭和43年)、69年と続けて池田先生を太白にお迎えした“師弟の歴史”を誇りに、今、青年部が拡大の先頭に立っています。総本部完成の本年、“勝利の城”を築いてまいります。
   (聖教新聞 2013-04-04)