紙上座談会 ダイナミックに友好を拡大!

2013年4月25日(木)更新:6
【輝く創価の師弟城(27) ダイナミックに友好を拡大! 大型連休を絶対無事故で】
正木 いよいよ、5月の大型連休が迫ってきました。今年は旅行者の数が過去最高になるとの予想も出ています。
原田 全国へ大きく友好の拡大に動く方も多いと思います。どうか皆さん、くれぐれも絶対に無事故であっていただきたい。
 まずは無事故をしっかり祈念することです。そして、「ゆとりのある計画」を立てましょう。特に車で移動される方は、焦ったり、いらいらすると、思わぬ事故を起こします。
分部 車も自身も“健康チェック”が大切ですね。たとえば、長距離の運転前は十分に睡眠を取る。それから、タイヤの空気圧やオイルの状態など、事前の点検も怠らないことです。
原田 たしかに、ちょっとした不調が、大きな事故につながります。シートベルトやチャイルドシートの着用はもちろん、携帯電話を利用しながらの運転は厳禁です。スピードの出し過ぎや無理な追い越しも注意したいものです。
杉本 御書に、「かまへて・かまへて御用心候べし」(1133ページ)、「さきざきよりも百千万億倍・御用心あるべし」(1169ページ)と仰せです。
 事故は、「帰路」に多いともいわれます。疲れがたまる時だからこそ、十分に休息を取りながら、家に帰るまで気を緩めることなく、有意義な連休を過ごしていきたいですね。
正木 ともあれ、旧交を温める絶好の機会です。人との出会いは、人生に大きな啓発をもたらし、充実と向上へとつながります。心を豊かにし、生涯の財産にもなります。
 池田先生は語っています。「人生の根幹、信心の根幹は『勇気』だ。勇気凜々と進もう! 胸を張って、どんどん人と会うのだ。たくさん思い出をつくりながら、生き生きと、友情と信頼を広げてまいりたい」
杉本 総本部完成の本年、ダイナミックに動き、一人一人が「今生人界の思出」(御書467ページ)をつくっていきたいですね。

《地道な地域貢献が信頼広げる》
〈近隣に尽くす精神〉
新井 埼玉の青年部は今、生涯にわたる師弟の原点を築こうと、懸命に行動しています。多くの青年が地域友好にも全力で取り組んでいます。
吉井 埼玉のある区女子部長は、地域で開かれる「餅つき大会」「芋掘り大会」などに積極的に参加。「若い人が地域のために活動してくれて、本当にうれしい!」と多くの人の共感を呼んでいます。
新井 三郷県で男子地区リーダーを務める青年は、地元の消防団員になり10年。今では、自治会の青年部の催しの中心者を任されるようになりました。先日は、防災セミナーを開催し、自治会の皆さんから大好評だったそうです。
分部 東所沢圏では、ヤング男子部の有志がソーラン節のチーム「若獅子会」を立ち上げ、自治会のイベント等にも数多く出演。「地域の明るい話題」と大変に喜ばれています。
吉井 インド独立の指導者ガンジーは語っています。「近隣のために尽くす人は、同時に、人類のために尽くしている」「地域友好の精神は、あたかも雪だるまのように、どんどん大きくなり、加速度的に勢いを増して、地球全体をも包む」と。
新井 埼玉県は就業者の3割近くが、東京都内で働く、いわゆる“埼玉都民”の多い地域ともいわれます。だからこそ、愛する郷土のために尽くす青年の存在は、ますます重要になります。学会の薫陶を地域で生かすとの気概をもって、これからも積極的に地域のために貢献していきます。

〈生活者重視の政治〉
分部 私たちが支援する公明党議員も、「生活者重視」の公明党らしく、地域に根を張った地道な活動に徹しています。
新井 一昨年、埼玉県川口市のある男子部員の友人に双子の子どもが誕生しました。しかし、お母さんは、ちょっとした外出や買い物へ行くのにも、2人を連れて行くため、一苦労。そんな時、公明党の県議に相談すると、「3人乗り自転車貸与事業」があることを知りました。高額な3人乗り自転車が、安価な値段で貸与してもらえる施策です。この取り組みの成立に尽力したのは公明党でした。友人は「庶民の味方の公明党だから、ここまで心を配れるんですね」と語っていました。
分部 埼玉県東部を流れる中川の河川工事も、豪雨による水害への住民の不安の声を聞き入れた、公明党の国会議員の行動によるものです。
新井 はい。住民の声を聞いた議員は、すぐに国交省に談判。説明会を経て、住民の移転と工事が始まりました。結果、数十年来の住民の不安が解消。町長も、議員の行動が「大きな勇気と希望」になったと述べていました。
正木 慶応義塾大学の草野厚教授は「公明党の場合、全国の市町村議会と都道府県議会の地方議員の間に強いネットワークがある」とたたえ、「地域生活に密着した問題についてこそ、公明党のような政党が力を発揮する」と語っています(『いま、政治に何ができるのか 日本政治と公明党潮出版社)。
原田 政治家は国民の公僕です。公明党は、その本義を寸分も違えることなく、行動してもらいたい。今こそ公明党が、日本政治の混迷をただす先導役となって、国民の明るい未来を切り開いてもらいたい。
   (聖教新聞 2013-04-22)