紙上座談会 学会こそ唯一の仏意仏勅の教団

2013年5月1日(水)更新:1
【輝く創価の師弟城(28) 学会こそ唯一の仏意仏勅の教団】
日蓮大聖人の「立宗宣言」から760周年
 広宣流布の大道を歩む静岡》
原田 本年は「立宗宣言」から760周年の佳節です。建長5年(1253年)の4月28日、32歳の日蓮大聖人は、末法万年の民衆救済のため、敢然と妙法流布の闘争を開始されました。
正木 大聖人の死身弘法の闘争は、大難の連続でした。しかし、「日蓮生れし時より・いまに一日片時も・こころやすき事はなし、此の法華経の題目を弘めんと思うばかりなり」(御書1558ページ)との御金言の通り、一歩も退くことなく、戦いを貫かれました。
吉井 さらに大聖人は仰せです。「妙法蓮華経の五字を以て閻浮提に広宣流布せしめんか」(同507ページ)。この世界広宣流布を現実にしたのが、創価三代の師弟です。192カ国・地域の無名の庶民です。大聖人の誓願は、創価学会の出現によって実現し、太陽の日蓮仏法は世界宗教へと大発展したのです。
原田 世界五大州に正義と幸福の連帯を広げた大偉業です。創価の師弟の勝利の歩みを、蓮祖がどれほど御賞讃されていることか。まさしく、創価学会こそ、日蓮大聖人正統の唯一の仏意仏勅の団体です。
正木 逆に腐敗、堕落し、宗祖の精神に真っ向から違背した謗法の日顕宗は、無残な末路をたどっている。最近も、大石寺の檀家総代が、神社の氏子総代を兼務していたことが発覚し、宗内が大きく揺れている。
橋元 何かといえば、「謗法、謗法」と騒いでいたのは日顕宗じゃないか。
畑 それなのに、檀家総代の任命者である日顕、日如は何の説明もできずにいます。その無責任ぶりには、法華講員も不信感を抱いています。
沖 こんなていたらくだから、大石寺の足元でも、愛想を尽かす法華講員が後を絶ちません。
正木 日顕宗は、大聖人の名をかたり、衣の権威で信者をおどし、だましてきた。仏法違背の罪は重い。
橋元 青年部は邪宗門の悪を断じて許さず、これからも「破折精神」で徹して責め抜いてまいります。
〈友人は一生の財産〉
沖 一方、池田先生と共に広布の大道を歩む創価の同志は、ますます元気です。静岡・伊東圏の87歳の支部副婦人部長の原点は、1979年(昭和54年)夏、静岡研修道場での池田先生との出会いです。先生は、彼女の顔をじっと見つめ、「たくさんの友人をつくってください。友人は一生の財産になります」と声を掛けられました。以来、先生との約束を果たそうと、友好を拡大。今では、東京、神奈川、埼玉など1000人を超える友人がいます。本年に入っても、多くの友と直接会い、友好を深めています。
正木 師弟の誓いに生き抜く人生がどれほど崇高であり尊貴か。一人一人の学会員の胸中には、その確信が光っています。
吉井 静岡では、先輩が歩んだ師弟の大道に続こうと、新入会の友が躍動しています。3年前に入会した静岡宝城区の華陽リーダーは、信心で職場の人間関係を克服。家族も「日々、成長する姿がうれしい」と喜んでいます。
 また、静岡太陽区の女子地区副リーダーは入会4年目。社会人になり、先に入会していた母親から言われてきた「人を思う心」と「祈りの大切さ」を実感し、女子部員になりました。今、白蓮グループの一員としても奮闘しています。
〈勇気が試練を宝に〉
橋元 静岡男子部の創価班・牙城会大学校の入卒式(2月)での活動報告は、どれも素晴らしかった。特に、創価班大学校を卒業した伊豆総県のメンバーの話には、皆が涙しました。
畑 一昨年4月、彼はバイクで事故を起こし、骨盤や腕などを骨折する重傷を負います。手術は10回を超えました。体中の焼けるような痛みとの戦いに、「絶望という言葉を実感しました」と振り返ります。
橋元 当時は、見舞いに来る人たちにいら立ちをぶつけ、祈ることもできませんでした。しかし、家族や男子部の同志は、彼がどんな態度をとっても、ずっと寄り添い続けます。「それが、全てを投げ出していた自分の心を変えてくれた」と彼は語ります。半年後に退院して参加した座談会での同志の清らかな生命に感涙し、「まさに仏の集いだ」と思ったそうです。
 それから、創価班大学校に入校。昨年の5月3日には御本尊流布を実らせました。困難といわれた歩行も可能になり、本年3月からは復職を果たしたのです。
畑 牙城会に入校した浜松総県の青年の話も聞きました。彼は幼いころから体が弱く、学校は休みがち。いじめにもあっていました。20歳のころに両親が離婚。「なんて不幸なんだ」と思っていたそうです。
橋元 さらに2年前にはヘルニアで1カ月以上、会社を休むことに。復帰後も胃潰瘍を患い、うまくいかないことだらけでした。その時、職場の先輩から折伏を受けます。学会活動をはじめると、大変なことがあっても「絶対に負けない。前進あるのみだ!」と思えるようになったそうです。「今は人生が楽しい!」と弘教にも挑戦しています。
原田 「真剣が不可能を可能にする、勇気が試練を宝に変える」――これこそが、先生と共に、創価の道を歩んできた多くの同志の実感です。「妙とは蘇生の義なり蘇生と申すはよみがへる義なり」(同947ページ)の仰せのままに、これからも強き信心で、希望の未来を開いていきたい。
   (聖教新聞 2013-04-25)