わが友・寸鉄・食道がんを克服・子どもとつながる読書共育・読書 他

2013年5月24日(金)更新:5
【わが友に贈る】
 躍動の座談会こそ
 地域広布の原動力だ。
 皆で語り 励まし合って
 新たな拡大の波動を!
 共に勝利の峰へ!
   (聖教新聞 2013-05-22、以下同)


ポーランド・ナショナルデー 学会代表が祝賀会に出席】
池田大作SGI会長の慶祝の言葉を伝えると、ツィリル・コザチェフスキ大使から丁重な謝辞があった。


ロシア連邦サハ共和国・精神アカデミー一行が創価大学を訪問】
●懇談では、氷点下60度にもなるサハの気候が話題に。厳しい自然環境の中で生き抜く人間の知恵について意見を交換した。
 ルギノフ副総裁は、「創立者池田大作SGI会長の思想は、暗闇を照らす灯台の役割を果たしており、多くの国の人々の指針となっています」と語った。


【北海道から勇気の光 原田会長 札幌本陣総県の集いへ】
桜前線は北海道へ。我らは、幸福の花々を地域・社会に広げよう!
●「動きに動き、語りに語り、北海道広布の新時代を開こう」
●「法華経は一文・一句なれども耳にふるる者は既に仏になるべき」(御書936ページ)


【リーダーは走る〈5〉奈良】
●「わが生命に“信心の王城”を」
●我らは師子王の心で広布理想の城を断じて築き上げる!


寸鉄
●SGIは青年の潜在力と創造力を引き出す―識者(インド) 君の前進が人類の希望だ
●いかに強敵重なるとも・ゆめゆめ退する心なかれ―御書。勇気の剣で応戦
●奉仕を志す人は何ものにも惑わされない―偉人(ガンジー)。いざ妙法流布の大目的へ
●「国際生物多様性の日」 人間も大自然の劇(ドラマ)の一部 共生の仏法哲理を広げよ
●高齢運転者の事故多発! 無理や疲れは禁物。心身に余裕持ち絶対無事故を


創価大学硬式野球部 創部40年の佳節に20年連続リーグ優勝 創立者にウイニングボール】
●「『創立者のために勝つ』――この一点で戦い勝ってきたのが創価の伝統。まずは初戦の勝利を目指し、全力で戦います」(監督)


【第38回「SGIの日」記念提言に寄せて ノルウェー平和協会事務局長 アレクサンダー・ハラン氏】
《生きた仏教の平和思想に基づく明解な分析と啓発的アプローチ》
●池田会長は、師の戸田城聖氏と同様に、「核兵器の非人道性」について明確な態度を示し、今年の提言でも、核兵器をめぐる問題の本質といえる「核兵器の非人道性」に焦点を合わせるべきであると主張されています。核兵器は、戦闘員と非戦闘員の区別なく一瞬にして命を奪い、生態系にも深刻な影響を及ぼすとともに、何よりも生命の尊厳への重大な冒とくであると強調されていますが、私個人としても、このような池田会長の分析に、完全に賛同します。
 現在、非人道性に基づいて核兵器を禁止しようとする新たな動きが広まりつつあり、この運動における池田会長の発言は大きな意義を持っています。
 池田会長も提言で言及されていた「核兵器使用の人道的影響」に関するオスロでの国際会議は、大成功に終わりました(3月4・5日に開催)。会議を主催したノルウェー外務大臣は、「我々は、核兵器の問題に新たな枠組みをつくることができた」と述べ、会議を締めくくりました。
 この会議は私たちが期待した以上の結果となり、メキシコが次回の会議を開催する考えを表明し、核兵器の非人道性について引き続き議論を深めていくことになりました。核兵器禁止条約に向けて活動する全ての人々にとって、いよいよ覆(くつがえ)ることのない闘いが始まったことを認識する会議となったのです。
 このオスロ会議を経て、以前の「核兵器禁止条約の実現は可能か」という問題より、むしろ「いつ、どのようにして実現するか」ということが焦点になったといえます。


【きょうの発心 民衆に尽くす師の姿に感動】
御文
  人に物をほどこせば我が身のたすけとなる、譬へば人のために火をともせば・我がまへあきらかなるがごとし(食物三徳御書、1598ページ・編1466ページ)
通解
 人に物を施せばわが身を助けることになる。例えば、人のために灯をともしてあげれば、自分の前も明るくなるようなものである。
●人のために祈り動いたことは、全て功徳となり、自身の崩れざる幸福を築いていくと仰せです。


【信仰体験 放射線抗がん剤治療に耐え食堂がん(3期)を克服】
《再び、厨房に立てた!》
〈不吉な予感〉
●鮎田さんは左の脇腹に痛みを感じた。数々のマラソン大会に出場するほど走ることが大好きで、ランニングをすると不思議と痛みは治まった。しかし、痛みが起こる頻度は徐々に増し、程度も激しくなった。念のため病院で診察を受けた。
 検査は、1カ月に及び、夫妻の脳裏を不吉な予感がよぎる。

〈夫の苦悶〉
●鮎田さんの心を重くしたのは、仕事のことだった。
 “もう仕事は、できないのか!?”
●“家族で築いた城だ。絶対に守ってみせる!”と誓った。
●「マラソンで培ってきた体力と根気で乗り切ってみせる」と強気で立ち向かった。
●60年5月3日、池田名誉会長の第3代会長就任式。青年会長の烈々たる叫びに、胸が熱くなった。そのとき“生涯、師と共に!”と誓ったことを思い出す。
 “そうだ、必ず生きて、先生のもとへ、同志のもとへ戻るんだ!”。声を絞り出すように唱題した。

《家族団結し、試練を歓喜に》
〈妻の祈り〉
●「ともかく福運を積んでいくことよ」
●来し方を振り返るごとに、感謝でいっぱいになり、美代子さんは腹を決めた。“信心で必ず乗り越える!”

〈感謝の人生〉
●「すべての試練が、何ものにも負けない自分自身を鍛え、何ものにも崩れぬ自分たちの『城』を築き上げていくのである。」
 入院前に出席した、本部幹部会の中継行事での名誉会長の指導が、まざまざとよみがえる。
 がんの影が消えた後も、再発との闘いは続いた。当初の進行度から考えても、予断を許さない状況であっただろう。しかし鮎田夫妻は、元気に日々を送れることに感謝し、時間を見つけては活動に奔走した。
 1年、3年、5年がたち、昨年12月、最後の検査が終わった。「再発なし」。その間、鮎田さんは、仕事にも復帰し、趣味のマラソンの練習も始めた。
●仕事を終え、空を見上げた。東京スカイツリーが光り輝く。まだまだ続く夫妻の“勇気の人生マラソン”を温かく見守るように――。


【新連載 児玉ひろ美の子どもとつながる読書共育 読み聞かせは食育と同じ】
《今月の実践ポイント》
◎読書(読み聞かせ)で生活にリズムを
◎“何を何冊”より“誰とどんな気持ちで”
◎まずはロングセラー作品から

〈毎朝お父さんが絵本を〉
●「食育」においては“何を何種類、どれくらい食べたのか”ということよりも、“誰と、どんな気持ちで食べたか”を大切にします。
 「読み聞かせ」も同じように、“何を何冊読んだか”ではなく、“いつ誰と、どんな気持ちで読んだのか”が大切です。
●私の知人宅では毎朝、歯を磨いたら、お父さんが絵本を1冊だけ読んであげるという習慣を、お子さんの中学卒業まで続けました。その間、お子さんは遅刻や寝坊もなく、毎朝その時間を楽しみに起床していたそうです。

〈わが家の10冊を選ぶ〉
●読み聞かせは決して“魔法の杖”ではありませんが、大人が子どもと一緒にできる、たくさんの素晴らしいことの一つです。
●絵本の“よしあし”を選ぶ眼を育てる確実な方法は、絵本をたくさん読み、自分自身で感じて、体得していくことです。その意味からも、ぜひ“わが家のベスト10冊”をそろえることを目標にして、絵本を選んでみてはいかがでしょうか。


【読書】
・『昨日までの世界』(上下) ジャレド・ダイアモンド著 倉骨彰訳
●前2作は“今ある文明はなぜ、このような姿なのか?”を、文明の曙まで遡って探ったものであった。本作では射程がさらに長く取られ、“文明以前の世界”が考察の主軸に置かれている。
●「未開」のイメージが強い文明以前の社会の中に、実は21世紀の我々が学ぶべき叡知も少なくない


・『私の見た日本人』 パール・バック著 丸太浩監修 小林政子訳
●「インドと中国という二つの母なる文化がありながら、日本人はアジア民族の中で独特(ユニーク)」
●太平洋戦争で戦った日米の関係は戦後、「最大の友人」へと変わっていく。その時代を、一方の米国人の立場から同じ人間として冷静に観察していることも、本書の特徴の一つだ。


【あおぞら家族】
●曇りでも 心が晴れる 座談会