紙上座談会 会場提供者の真心に深く感謝

2013年5月26日(日)更新:5
【輝く創価の師弟城(36)広布の“宝城”ありて学会は日々前進 会場提供者の真心に深く感謝】
原田会長
正木理事長
金沢総東京長
杉本婦人部長
橋元男子部長
長田総東京女子部長

 原田 広布の会場は、地域の宝城です。日頃、お世話になっている提供者の皆さまに、この場を借りて、厚くお礼を申し上げます。
 橋元 牧口先生も戸田先生も、そして池田先生も、広布の会場の提供者でした。だからこそ、その労苦に深く感謝し、たたえておられます。
 杉本 池田先生は、「会場として使用される同志の家は、仏道修行の宝処であり、人材育成の道場である。地域広布の灯台であり、民衆勝利の大法城である」と綴られています。
 正木 皆が勢いよく前進している時だからこそ、リーダーは、いつも陰で支えてくださっている方々への細かな配慮を忘れてはいけません。
 原田 ここで具体的に確認しておきたい。まず、会場提供者に礼を尽くし、会合の終了時間は厳守して、清潔な使用、電気・水道などの節約を心掛けたい。また、近隣の迷惑にならないよう、唱題の声にも十分注意したい。この点は、会場だけでなく、各人の自宅でも、時間等を考え、隣家への配慮を忘れないようにしたい。
 正木 さらに、会場の周辺では、私語を慎むことです。もちろん、喫煙で迷惑を掛けるようなことがあってもいけません。路上駐車や駐輪のマナーについても、気をつけたいと思います。
 杉本 日蓮大聖人は、「教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ」(御書1174ページ)と仰せです。忙しい日々ですが、常識豊かな行動で、聡明に友好の輪を広げていきましょう。

《わが地域を和楽と繁栄の都に》
〈近隣に信頼と友好〉
 金沢 さて今、東京では、目黒区、世田谷区、荒川区、豊島区、町田市を先頭に、全力の戦いが続いています。
 長田 足立区、墨田区、中野区、新宿区、大田区をはじめ、各区の友も、「新たな人間革命の歴史」を綴ろうと、奮闘しています。
 金沢 目黒総区の地区幹事は、区営住宅に住んで43年。面倒見の良さは抜群で、「困っていることを解決してくれる人」と評判です。30年以上にわたって消防団員を務めるなど、街の発展のために黙々と働いてきました。本年は、自治会長にも就任。地域の大半の方々が学会の理解者にもなっています。
 杉本 足立総区の婦人部副本部長は、12年前から町会役員を任されています。30年前に引っ越してきた当初、地縁の色濃い地域には、学会への偏見がありました。しかし、彼女が喜び勇んで街のために献身する振る舞いに、皆の心が変化。今では、神社の氏子総代も良き理解者となり、副本部長のご主人も一緒に町会役員を務めています。
 原田 仏法は即社会です。学会員の笑顔がはじければ、地域は明るくなります。妙法が栄えれば、地域も繁栄します。近隣の方々と、信頼、友好を結び、地域と一体で発展するなかに、広宣流布の確かな前進があります。これからも、わが地域を「和楽の町」「繁栄の都」にと祈り、行動していきましょう。
 橋元 世田谷総区には、視覚障がいを抱えながらも、明るく友好拡大に取り組むニュー・リーダーがいます。時に同志の協力を得つつも、前向きに歩む姿は、多くの友に勇気を送っています。新たな仕事も決まり、報恩感謝の心で、断じて勝利の人生を歩み抜こうと決意しています。
 長田 中野総区の女子部部長は仕事が忙しく、思うように学会活動の時間がとれません。しかし、お父さまを亡くした彼女を見守り育んでくれた学会家族への感謝から、一歩も引かずに挑戦を重ねています。往復3時間の通勤を利用し激励のメールを送り、休日に部活を開催。御書を通しての励ましに、活動者が増加しています。

〈自身の歴史を綴れ〉
 金沢 先生はかつて、四つの御文を通じ、東京の勝利の要諦を示されました。第一に、「夫れ仏法と申すは勝負をさきとし」(同1165ページ)を拝し、必ず勝つと決めた弟子が勝つということ。第二に、「月月・日日につより給へ」(同1190ページ)の精神を忘れることなく、弛みなき前進と、恐れなき勇猛心が大切であること。
 橋元 さらに第三に、「声仏事を為す」(同708ページ)であり、声を出すことが、善縁の拡大であること。そして最後に、「教弥よ実なれば位弥よ下れり」(同339ページ)を通し、妙法という最極の法は絶対の真実であり、いかなる人も救い、絶対の幸福境涯に導くことを強調されたのです。
 長田 さらに、東京への万感の思いも綴ってくださっています。「東京が勝てば、それは皆の勝利だ! 私の勝利だ! ゆえに東京は断じて勝たねばならない。勝つことが東京の使命であり、宿命であり、責任なのだ。さあ、我らの本陣・大東京の友よ! 断固として戦い、勝ち抜け! 自身の偉大なる歴史を綴れ!」
 杉本 創価の正義を烈々と叫ばれた、炎の東京大会が開かれたのは7月12日です。この日は、池田先生の香峯子夫人の入信記念日でもあり、「総東京婦人部 幸福・勝利の日」です。婦人部は、この日を目指し、鉄の団結で、必ずや師弟完勝の旗を打ち立ててまいります。
 正木 全ては信心の戦いです。朗々たる題目で、満々たる仏の生命を湧き立たせて、師子の心で前進したい。
 原田 未来永遠にわたる、師弟勝利の本陣・大東京の建設へ、一丸となって進んでいこう。
   (聖教新聞 2013-05-23)