長野県書店商業組合が池田名誉会長に感謝状

2013年8月16日(金)更新:7
【長野県書店商業組合が池田名誉会長に感謝状】
●長野県書店商業組合の塩川明人理事長、越高一夫副理事長、山岸昭一郎副理事長から学会代表に感謝状が託された(松本平和会館で)
●長野県書店商業組合から池田名誉会長に、活字文化の振興への多大な貢献を讃え、「感謝状」が贈られた。
 これは、名誉会長の小説『新・人間革命』執筆開始から20周年の8月6日を記念し、同組合が決定したもの。
 同組合は1908年(明治41年)、「信濃書籍商組合」として設立。本年で創立105周年を迎えた、全国で最も長い歴史と伝統をもつ書店商業組合の一つである。
 贈呈式は6日、松本平和会館で行われた。高橋総長野長のあいさつに続き、同組合の越高一夫副理事長が推挙の辞を読み上げた。塩川明人理事長から代理の清水信越長に感謝状が手渡された。
 感謝状では、名誉会長が人類の平和と幸福という崇高な目的へ、小説、随筆、対談集、童話などの優れた作品を世に贈り、文字活字文化の復興と、豊かな人間性の育成に果たした功績を賞讃。長野の地で起稿された小説『新・人間革命』は「世紀のベストセラーとして偉大な光彩を放ち世界の人々に勇気と希望を贈り続けております」と綴られている。
 続いて、清水信越長が名誉会長の謝辞を代読した。その中で名誉会長は、「人を育てるための本」との信念をもって、「良書の光」「英知の光」を赫々と放つ同組合に心からの敬意を表した。
 そして、信州が生んだ文豪・島崎藤村の「生命は力なり。力は声なり。声は言葉なり。新しき言葉はすなはち新しき生涯なり」(『島崎藤村全集第一巻』筑摩書房)との言葉に言及。若き心へ新しき生命の力を漲らせゆく「活字文化のルネサンス」へ、共に邁進したいとの決意を述べ、「地域文化の城」「平和の文化の城」たる同組合の隆盛を念願した。
   (聖教新聞 2013-08-07)