紙上座談会 世界に咲き薫る華陽のスクラム

2013年11月7日(木)更新:6
【輝く創価の師弟城(79) 11・12「女子部の日」 幸福勝利の青春を 世界に咲き薫る華陽のスクラム

原田会長
正木理事長
杉本婦人部長
橋元青年部長
吉井女子部長
西野女子部書記長

 杉本 今、“広布の華”と咲き薫る華陽のスクラムは、世界中に爛漫と広がっていますね。
 吉井 ありがとうございます。11月12日には、「女子部の日」を迎えます。1961年(昭和36年)の11月12日、池田先生のもと行われた横浜・三ツ沢の陸上競技場での「第9回女子部総会」が淵源です。
 西野 戸田先生のもと、51年(同26年)7月19日に、74人のメンバーが集って女子部が結成されました。それから、わずか10年で、全国から代表8万5000人の女子部員が、この総会に喜々として集い合うまでに、歴史的な大躍進を遂げたのです。
 吉井 池田先生は、席上、「信仰の目的は幸福になることにある」「次代を担う女性指導者に」「全員が教学部員になろう」との女子部にとって大切な3指針を贈ってくださいました。
 西野 先日は、世界五大州から女子部の代表が集まり、結成5周年記念の「世界池田華陽会大会」を盛大に開催しました。
 吉井 席上、大変にうれしいことに、池田先生から、大会に寄せて万感こもる祝福のメッセージを贈っていただきました。このメッセージは、各国語にも翻訳され、今、世界中の華陽の友が研鑽をしています。
 原田 池田先生は、メッセージで、3点にわたって新たな指針を示してくださいましたね。
 第一に「太陽のスクラムで乱世を照らしゆけ」
 第二に「自分らしく『平和の文化』の華の道を開きゆけ」
 そして第三に「負けないと決めた笑顔で、一生涯、不退転を貫きゆけ」です。
 吉井 何があっても負けないと、心を定めて、強く朗らかに、笑顔で歓喜の中の大歓喜の青春を走り、生涯不退転を貫いていきます。
 正木 「誓いに生きゆく女子部がいれば、学会は永遠に発展していく」。池田先生はこう、おっしゃっていますね。
 原田 御聖訓に「女子は門をひらく」(御書1566ページ)とあります。「広宣流布は、女性で決まる」。これが先生の思いです。私たちも、女子部を大切にし、その発展を祈っていきたい。そこから広布の盤石な未来もさらに開かれると思います。
 吉井 「一人の女性が気高き生命の幸福勝利の舞を思う存分に舞いゆくところから、家庭にも、地域にも、社会にも、世界にも、『平和』と『共生』の万波は、限りなく広がっていく」 池田先生の期待にお応えできるよう、女子部員一人一人が、今いる場所で、仏縁と信頼を結び、太陽のスクラムを広げてまいります。

〈子どもは未来の宝〉
 正木 さて、まもなく「七五三」を迎え、各地の学会の会館でも、記念勤行会が開催されます。
 橋元 今年の「七五三」に集う未来っ子たちは、「学会創立100周年」の佳節には、20代前半の青年部世代ですね。
 杉本 使命ある“未来の宝”の子どもたちを温かく迎え、成長を皆でお祝いしていきたいですね。
 原田 日蓮大聖人は、「女子一人・男子一人・たとへば天には日月のごとく・地には東西にかたどれり」(同1566ページ)と、門下の後継者の誕生に祝いの筆をとられ、子どもの存在を深く寿がれています。
 ご家族や親戚の方々をはじめ、参加者の皆さんに心から喜んでいただける、清新な息吹あふれる祝福の場としていきたい。
 杉本 子どもは、家庭にとっても、社会にとっても大きな希望です。
 正木 「七五三」の勤行会で、子どもたちの成長と健康を深く祈念するとともに、皆で「創立100周年の主役たち」の育成に取り組んでまいりたい。

《火災予防へ点検・整理を徹底》
〈小事が大事と銘記〉
 橋元 火災が発生しやすい時季になり、今月9日から15日まで、秋の全国火災予防運動も実施されます。
 正木 消防庁は「住宅防火 いのちを守る 七つのポイント」として、三つの習慣と四つの対策を掲げていますね。
 三つの習慣は、(1)寝たばこは絶対やめる(2)ストーブは燃えやすいものから離す(3)ガスこんろ等から離れるときは必ず火を消す、です。
 橋元 また、四つの対策は、(1)住宅用火災警報器を設置する(2)寝具、衣類及びカーテンに防炎品を使用する(3)住宅用消火器等を設置する(4)年配者などを守るため隣近所の協力体制をつくる、です。
 原田 池田先生は「大事故も、その原因は、小事にある。ゆえに、細かいことへの注意が、事故を未然に防ぐ力となるのだ」と呼び掛けてくださっています。
 一人一人が、絶対に火災を起こさないという祈りとともに、細やかな点検・整理を再度行い、安全を確保していきましょう。
   (聖教新聞 2013-11-07)