地域紀行 京都、伊根町・週刊テレビ番組ガイド 他

2013年12月7日(土)更新:5
【世界広布新時代の到来を宣言 1500人のインド総会 SGI会長がメッセージ 創価菩提樹園で開催】
《仏法西還の実証がここに》
●池田SGI会長はメッセージを寄せ、世界広宣流布の新時代の到来を高らかに宣言する総会を祝福。今や6万8000人の平和のスクラムとなったインド創価学会の躍進は、「日蓮大聖人が御予言された仏法西還への見事な実証であり、戸田先生の願望であった東洋広布を実現していくものであります」と最大に賞讃した。さらに御聖訓「百千万年くらき所にも燈(ともしび)を入れぬればあかくなる」(御書1403ページ)を拝読。「広布への行動が灯火となって闇を照らし、人々に真実の幸福の大道を指し示していく」と強く述べた。
   (聖教新聞 2013-12-07、以下同)


【地域紀行 京都・伊根町 海と暮らす舟屋の里】
《未来に残す美しの輝き》
●無理なく、そして弛みなく
●伊根を未来に残すためには、「変えない」ことも必要なのだ
●「伊根の景観は、舟屋の建物だけではなく、そこに暮らしがあるからこそ、意味をもつんです」。ゆえに、「暮らす人がいかに輝いているかどうか」――ここに未来に残すべき価値があると考える。
 人を輝かせ、故郷を輝かせる。一筋縄ではいかないが、未来に続く伊根を思えば苦労は吹き飛ぶ。無理なく、そして弛みなく――
     ◇◆◇
●予想はしていたが、海の仕事は過酷だった。ロープひとつ結ぶのにも手際と技が求められる。何が間違っているのかも分からないまま、何度も怒鳴られる。口に出かかった怒りを抑え、先輩に食らいついて技を目で盗んだ。
 やがて、厳しさの意味を知った。命の危険が伴う仕事。悲痛な帰港を経験した人もいる。仲間を守るため。その心を知り、全て納得がいった。
 船の上では優しい言葉などはないが、先輩の「よし!」という一言だけで、うれしくなる。

〈題目が一番〉
●「港に戻ったときの『きょうも生きとった!』という感覚。最高ですわ」
     ◇◆◇
●雪を見たときは「あぁ映画の世界と同じ」と興奮した。が、その感動も雪かきの苦労ですぐに打ち消された。
●初めて題目を唱えたときの胸の高鳴りは忘れられない。祈ってばかりいると、未入会の夫から「家中にお前の題目が染みついてるわ」と言われた。
 しかし、その夫が亡くなると心に穴が開いた。
●同志が毎日のように励まし、あふれる悲しみを受け止めてくれた。寄り添ってくれる友がいてくれたおかげで、顔をあげることができたと感謝にたえない。
 学会で得たものは「間違いなく同志の存在」と語るルシアさん。力を込めて続ける。「題目よ。題目が一番よ」
     ◇◆◇
●どれだけ時が流れ、社会が変化しようとも、伊根には変わらぬものがある。


【ターニングポイント バーテンダー 渕野さん 信じた道を真っすぐに】
●“なんだろ、この違い”。題目を唱えた。真剣に。心から真剣に――。
 ふと気付く。“真剣さの違い”
 学会活動を真剣に。御本尊に向かうのも真剣に。仕事も、友人と対話するのも……。
 そう思えたとき、今までの中途半端な自分と決別していた。
●「叶ひ叶はぬは御信心により候べし」(1262ページ)。頭で考えていても、何も始まらない。とにかく祈り、動いた。
●「自分が、どんなにたくさんの人やものに支えられて生きているか――ありがたいと思う、その自覚が、感激が、その喜びが、さらに幸せを呼ぶ」(池田名誉会長)
 自分の信じた道。しかし、この道は、決して一人で歩めたわけじゃない。家族、同志、店のスタッフ、お客さま。全ての支えがあって、今の自分がある。
 だから、今度は、恩返しのために――感謝の思いを胸に秘め、今日も心静かに客を待つ。


【週刊テレビ番組ガイド 佐野元春が音楽の原点回帰の旅へ】
●「佐野元春のBack to the Roots 〜ビートの原点を探す旅20,000キロ」BSジャパン、午後9時、28日(土)
●“ビート”は太古の時代から、人間の喜怒哀楽を打音で表現してきた、まさに、音楽の原点。デビューから32年経った佐野が、旅の中で自らの音楽生活の原点に回帰していく。
●「音楽に携わる者として、忘れられない旅になった。あらためて、なぜ自分は音楽を作るのか、なぜリリック(歌詞)を書くのか、そして、それをなぜ音で表現するのか、その動機について深く考えさせられた」
●「自然や人間社会の中で受け継がれてきた民族の思いが、音楽を生み出す原動力になってきた。その思いに迫る佐野さんの姿をつぶさに伝えたい」