苦難のときこそ、喜ぼう。前進のチャンスなのだから

2014年1月16日(木)更新:4
【名字の言】
 「世界一になるには 世界一練習しないとダメだ」「今はヘタだけれど ガンバッて必ず世界一になる」。小学校の卒業文集にこうつづったのは、サッカー日本代表本田圭佑選手▼15年たった今、彼は、欧州王者7度を誇る世界屈指の強豪チーム「ACミラン」に移籍を果たした。背番号は、歴代の名手が背負ってきたエースナンバーの「10番」だ▼彼は「一度も挫折したことない」と言う(「SAMURAI SOCCER KING」2012年10月号)。だが実際には、膝のけがで長期間、戦線を離脱する挫折があった。けがを機に、「希望に満ちあふれながら」プレースタイルの改良に取り組み、攻撃力を格段に向上させた。だから「自分はけがする前の自分より成長した」と(NHK番組)▼この年頭も、全国で多くの青年が入会した。その中の一人は語っていた。「自分よりもっと苦労している人が、自分よりもっと前向きに頑張っている。創価学会の皆さんの生き方に、衝撃を受けたんです」▼御書に「賢者はよろこび愚者は退く」(1091ページ)と。”苦難のときこそ、喜ぼう。前進のチャンスなのだから”と教えておられる。この醍醐味を知れば、人生は強く、明るく、生きるに値するものとなる。(鉄)
   (聖教新聞 2014-01-16)