池田大作SGI会長が祝福のメッセージ「人類照らす平和の大哲学を」

2014年1月22日(水)更新:3
【イタリアで新時代第1回欧州広布サミット】
●仏法のヒューマニズムが輝く世紀へ!――31カ国のリーダーが一堂に会した新時代第1回欧州広布サミット。会場となったミラノ池田平和文化会館の講堂は、イタリアの著名な建築家が設計。壁と天井には木材が張りめぐらされ、後部は全面ガラス張りで自然光を採り入れるなど、ぬくもりあふれる空間となっている
●ミラノ池田平和文化会館で盛大に 31カ国200人のリーダーが参加
 【ミラノ19日】人間主義が輝きわたる新しき「平和の100年」へ――新時代第1回「欧州広布サミット」が17日から19日まで(現地時間)、イタリア・ミラノ県コルシコ市のミラノ池田平和文化会館で開催され、ヨーロッパ31カ国から約200人のリーダーが参加した。池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長は祝福のメッセージを贈り、各国の広布伸展の偉大な使命を担う友を讃嘆。人類融合の希望の未来へ、欧州SGIは一つとなって、師と共に新たな大前進を開始した。
 「ボンジョルノ!(こんにちは!)」「ベンヴェヌーティ!(ようこそ!)」
 今月オープンした真新しいミラノ池田平和文化会館に、拍手と大歓声が響く。次々と到着するヨーロッパ各国の友を、イタリアの同志が太陽の笑顔で歓迎した。
 初めて会う友、懐かしい同志。握手を交わし、肩を抱き、友情を確かめ合う。遠来の友も、迎える友も心は一つ。“我らはイケダセンセイと共に!”
 彼らの胸中に燃え上がる広布への情熱は、厳冬のヨーロッパに希望と幸福の春を呼ぶ!
 「リトアニアにも広布の新時代を必ず開きます!」と誇らかに語るのは、同国からただ一人、参加した女子部のマリア・キシダさん。2000年、リトアニアの地に移り住み、妙法の松明を灯した。翌年、初の座談会を開催。静かに、しかし着実に友情の輪を広げてきた。
 そして昨年6月、ついに初の御本尊授与が実現。さらに11月にも4人の同志が誕生。新入会の友らは、大病の克服やスポーツ振興による国家勲章の受章など、幸福と勝利の実証を示している。
 「近い将来、必ずやわが国に支部を結成し世界一幸せなSGI家族をつくります!」。未来を語る彼女の瞳が光った。
 「私たちがスペイン社会の希望になります!」――こう力を込めて話すのは、同国のパブロ・フアレス青年部長。
 経済危機による高い失業率や不安定な雇用。政治の腐敗……社会に失望し、国外へ出る若者が絶えない。
 「こんな時代だからこそ、確固たる人生の哲学が必要です。そのために、心のオアシスとなる座談会を充実させ、この仏法を理論だけではなく、自らの等身大の体験として、悩める友に語っています」
 同SGIでは座談会の事前の準備に力を入れるとともに、参加できなかったメンバーへの訪問激励や友好拡大など「一対一の語らい」に徹してきた。
 同SGIでは昨年、新入会者が続々と誕生。友情と幸福の連帯は今、大きな飛躍の時を迎えた。
   (聖教新聞 2014-01-22)