勇気ある挑戦はさらに大歓喜を呼び起こし確信を強く、不動にしていく

2014年2月22日(土)更新:3
・『体験は確信を得る直道』
http://d.hatena.ne.jp/yoshie-blog/20191201


【新・人間革命 正義 四十四】
 創価学会は、広宣流布の大使命を担った、地涌の菩薩の集いである。
 日蓮大聖人は、その実践について、「我もいたし人をも教化候へ」(御書一三六一ページ)と述べられている。
 広宣流布をめざす自行化他の学会活動に励む時、自身の胸中には、大歓喜に満ちあふれた、地涌の菩薩の大生命が脈動する。
 学会草創の時代、創価の同志は、病苦や経済苦、家庭不和などの悩みをかかえながら、喜々として折伏・弘教に歩いた。だが、素直に耳を傾ける人は、いたって少なかった。
 嘲笑され、罵詈雑言を浴びせられ、なかには、村八分にされた人もいた。
 それでも、草創の同志は負けなかった。
 なぜか――難が競い起こったことで、先輩から聞かされてきた、御書、経文の通りであることを実感したからである。それが、歓喜と確信となり、ますます闘魂を燃え上がらせ、弘教の駒を進めてきたのだ。
 勇気ある挑戦は、さらに大歓喜を呼び起こし、確信を強く、不動のものにしていく。その歓喜と確信が大生命力を涌現させ、あらゆる困難をはね返して、勇んで弘教へと突き進む原動力となっていくのだ。
 一言すれば、草創の同志の強さは、ただひたすら、体当たりの思いで、折伏・弘教を実践していったことにある。それによって、地涌の菩薩の大生命が、大聖人の眷属たる大歓喜が、わが胸中に脈動していったのだ。
 ゆえに、何があっても屈することなく、勇猛果敢に戦い続けることができたのである。
 折伏行に勝る力はない。その実践の積み重ねのなかで、強き信心が培われていくのだ。
 山本伸一は、伊豆の同志に訴えた。
 「学会の強さは、全会員が、牧口先生、戸田先生の大確信を継承してきたことにあります。その”仏法の正道”を歩む私たちに、功徳の陽光が燦々と降り注がぬわけがありません。
 勝負は一生です。また、三世の生命です。今は大変でも、”見ていてください”と、高らかに宣言して進もうではありませんか!」

   (聖教新聞 2014-02-22)