真剣な祈りに勝る力なし

2014年2月9日(日)更新:1
【名誉会長と共に 新時代を開く〈6〉】
 後継のリーダーの奮闘がうれしい。信心の団結が、どれほど強いか。皆さんなら、必ず新しい道を開くことができる。
 大事なのは、広宣流布を進めることだ。人材を育てることだ。同志が皆、幸福になることだ。そのために、深い真剣な祈りで勝ち抜こう!
 宝の同志を心から讃え、励まし合いながら、仲良く、楽しく進んでいただきたい。
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 幾多の風雪を越えてきた尊き功労の友が、全国におられる。多宝会・宝寿会・錦宝会の皆様! 長い間、強い信念の光る戦い、本当にありがとう。大切な一人一人と、心の握手を交わす思いで見守っています。
 御書には「南無妙法蓮華経と唱うるより外の遊楽なきなり」(1143ページ)と仰せである。いかなる富や名声も及ばない幸福境涯が、皆さんの心には光っている。
 これからも、妙法を唱え、共に生き抜いて、朗らかな大勝利の人生を送ろう! 体を大事にして、健康長寿の一日一日をと念願しております。
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 病と闘っている友もいる。日蓮大聖人は、門下を悩ます病魔を「鬼神めらめ」と叱り飛ばされた。心で負けないことだ。広布に戦う皆様を、諸天が護らないわけがない。
 断じて全てに意味がある。大きな悩みがあるから成長する。仏の境涯を開くことができる。変毒為薬の妙法である。
 何があろうと、微動だにしてはならない。一歩も引かないで、御本尊に祈り切るのだ。悩みを突き抜けて、人がどうあれ、堂々と自分自身に生き切るのだ。信心とは、永遠の希望に生きることである。

   (聖教新聞 2014-02-09)